『妹が多すぎる。』「妹さえいればいい。」特装版カードゲーム!

ニャルラ
ルルイエ屋根裏堂(@Rlyeh_yaneurado)へようこそ!

この記事では、ボードゲーム『妹が多すぎる。』をご紹介させて頂きます。

ニャルラ
この作品は、ライトノベル『妹さえいればいい。』第11巻の特装版に付属していたゲームで、単体では流通していません。

この『妹が多すぎる。』っていう響き、聞き覚えがあるわね。

ハスナちゃん

ニャルラ
きっとこれでしょう!

大気圏内ゲームズさんの『シンデレラが多すぎる』とのコラボ作品となっています。

アナログゲームデザイナーさんたち大活躍であるな。

クトウさん

ニャルラ
本当に、嬉し涙を禁じ得ないですね。

それでは、ありがたくみていきましょう。

『妹さえいればいい。』ってどんな作品?

「妹さえいれば 人生は常に最高なのに、  なぜ俺には妹がいないのか……」

妹モノの作品ばかりを書き続けている妹バカの小説家・羽島伊月の周囲には、 天才作家にして変態の可児那由多、 女子大生の白川京、 イラストレーターのぷりけつ、 鬼畜税理士の大野アシュリーなど、 個性豊かな人物たちが集まっている。

それぞれ悩みを抱えながらも、小説を書いたりゲームをやったりお酒を飲んだり確定申告をしたり といった、賑やかな日常を送る伊月たち。

そんな彼らを温かく見守る伊月の義理の弟・千尋には、 ある大きな秘密があって―。

楽しくも心に刺さる、天才や凡人や変人たちが繰り広げる青春ラブコメ群像劇、スタート!

公式ホームページより引用

平坂読さん著の、ライトノベルです。

代表作に『僕は友達が少ない』とかあるーよ。

ショゴたん

ニャルラ
『妹さえいればいい。』は、小説作家を主人公にした作品です。

主人公はの羽島伊月は狂気を感じるほどの妹好きで、自身の小説のメインヒロインは妹ばかり。

でも本人には妹がいないーよ。

ショゴたん

えっ

ハスナちゃん

得てしてそういうものである

クトウさん

『妹が多すぎる。』ってどんなゲーム?

小説とボードゲームのコラボ

ニャルラ
上記の小説作品と、人気ボードゲーム『シンデレラが多すぎる』のコラボ作品となっています。

『シンデレラが多すぎる』のゲームシステムに、『妹さえいればいい。』のテーマをのせた作品と考えてください。

ストーリー

妹モノの小説で人気を博している売れっ子作家が、あるとき交通事故に遭ってしまいました。

幸い命に別状はありませんでしたが、彼は事故の影響で一部の記憶を失っており、自分が書いた妹モノの小説を読んだことで、自分には愛する本当の妹がいるのだと思い込むようになってしまったのです。

しかし具体的な妹の姿は、ぼんやりしていてよく思い出すことができません。(実在しないのだから当然です!)

かねてから彼に目をつけていた複数の出版社は、彼の妹を用意することで彼を自社へ引き抜こうと企みます。

プレイヤーは出版社のエージェントとなり、協力者を使って作家に妹の情報を提供しつつ、自分の用意した妹こそが本物の妹だと彼に信じさせ、引き抜きを成功させましょう!

ルールブックより引用

ニャルラ
いないはずの妹をでっちあげて、売れっ子作家を懐柔しようというわけです!
『シンデレラが多すぎる』では、恋した女性の姿を思い出せない残念な王子様に、自分の娘がその女性だと信じさせ、お姫様にしてしまおう! という内容でした。

 

この王子は本当に残念。

ハスナちゃん

遊び方ざっくり

使うのは、原作に登場するキャラクターたちが描かれたカードです。

 

カードにはそれぞれ、カードのランクや属性とよばれる特徴のようなものが設定されています。

たとえば、世代やおっぱいの大きさ、エビ派orカニ派、好きな動物などです。

 

それぞれのプレイヤーは、ランダムに4枚の手札を持ちます。

 

手札から1枚ずつ合計2枚を、妹の情報として全員が順番に公開します。

 

各プレイヤーは、その情報が宣言されるたびに、認めるか認めないかの意思表示をすることができます。

1人でも「NO」の意思表示を出せば、その情報は無効になります。

ただし、NO!の意思表示をできるのは、各プレイヤーにつき1度だけです。

 

全員から情報が出揃うと、「妹」の全貌が浮かび上がってきます。

 

手札には2枚のカードが残っているはずです。

その条件と合致するキャラクターがいたならば、そのキャラクターが見事に本物の妹! ということになります。

 

ニャルラ
情報提供として使用するカードと、手札に残すカードの選択が、悩ましくも楽しいゲームです。
手札のカードが有利になるように情報を出していくのであるな。

クトウさん

ニャルラ
こちらの記事でも遊び方を記載していますので、合わせてご覧くださいませ。

原作ファンとボドゲファンの架け橋に

ニャルラ
『妹さえいればいい。』の大ファンだけれど、ボードゲームは遊んだことがない。

もしくは、ボードゲームはよく遊ぶけれど、『妹さえいればいい。』はまだチェックしていない。

このどちらかのケースが多いのではないかと思います。

うむうむ。

クトウさん

ニャルラ
もちろん、既にどちらのファンでもある方にとっては、ただの神コラボでしかないわけですが!

このコラボゲームで初めてボードゲームに触れた方には、ぜひその他のボードゲームにも興味を持って頂けたら嬉しいです。

ニャルラ
一方で、ボードゲームファンの方には、このコラボ作品をきっかけに、『妹さえいればいい。』や、平坂読さんの他作品にも興味を持って好きになってくだされば、とても素敵なことだと思います。
ラノベはいいよーう。

ショゴたん

ニャルラ
ここまでご覧頂きありがとうございました!

それではまた、別の記事でお会いしましょう!

また〜ね〜。

ショゴたん

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タイトル 妹が多すぎる。
ゲームデザイン 大気圏内ゲームズ
イラスト カントク、い〜どぅ〜
発行者 株式会社小学館 「ガガガ文庫」編集部
プレイ時間 10分
プレイ人数 2人、3人、4人