アナログで再現されたデス・ゲーム『ソードアート・オンライン ボードゲーム ソード・オブ・フェローズ』

ニャルラ
ルルイエ屋根裏堂へようこそ!

この記事でご紹介させて頂きますのは、KADOKAWAさんからリリースされた、『ソードアート・オンライン ボードゲーム ソード・オブ・フェローズ』です。

ニャルラ
ご存知の方も多いでしょう。

一世を風靡してなお人気を保ち続けているモンスターコンテンツ「ソードアート・オンライン」をテーマにしたボードゲーム です。

大好きだーよ!

ショゴたん

ニャルラ
私はどちらかと言うと、『アクセル・ワールド』の方が好みだったりします。

加速したい人生でした。

『ソードアート・オンライン』も『アクセル・ワールド』も、川原 礫さんの作品であるな。

クトウさん

ニャルラ
そうですそうです。

そして、『ソード・オブ・フェローズ』のゲームデザインを手がけているのはカナイセイジさんです。

人気作家さんのコラボだーね。

ショゴたん

コンシューマーゲームなんかだと、キャラゲーはクソゲーみたいな風潮があるのである。

クトウさん

ニャルラ
昔は、ですよね。

今はしっかりしたゲームも増えているように思いますよ。

ニャルラ
たぶん、ですけれど、ゲームを作るにあたって色々な制約が多いのだと思います。

もちろん監修も必要でしょうし、ゲーム製作陣とは違う、コンテンツ製作陣の意見も色々あるでしょうから、ゲームとしてはおかしな方向に行ってしまうこともあるんでしょうね。

ニャルラ
ネガティブなことばかりお話ししてしまいましたけれど、今回ご紹介する『ソードオブ・フェローズ』に関しては、とても良い塩梅に仕上がっています。

原作ファンの方にはおなじみの要素が、ボードゲーム のギミックとしてしっかり昇華されています。

そのあたりにも触れつつ、さっそく見ていきましょーう!

どんなゲーム?

〈これは、ゲームであっても、遊びではない〉

2022年。人類はついに完全なる仮想空間を実現した。

VRMMORPG(仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム)「ソードアート・オンライン」のプレイヤーの1人であるキリト。

SAOの世界を満喫していた彼は、ログインした他の1万人のプレイヤーと共にゲームマスターから恐るべき託宣を聞かされる。

それは、ゲームをクリアすることだけが、この世界から脱出する唯一の方法であること。

そして、このゲーム内でゲームオーバーは、現実世界での死を意味すること。

それが、このゲームの恐るべき全貌であった。

ルールブックより抜粋

「ソードアート・オンライン ボードゲーム ソード・オブ・フェローズ」の舞台は仮想世界「アインクラッド」です。

はじまりの物語の舞台であり、キリトたちの出会いの地でもあります。

ログアウトを封じられたデスゲームのクリアを目指す、『ソードアート・オンライン』の象徴的なエピソードを楽しむ協力型のボードゲーム になっています。

ニャルラ
本作の「アインクラッド」は「低層」「中層」「高層」の3つの階層で構成されています。

それぞれの階層には何パターンか用意されており、ランダムに組み合わせる事で、遊ぶ度に新しい「アインクラッド」が構成されます。

そして、3つの階層をクリアし、待ち受ける「最終戦」をクリアすると、見事ゲームクリアとなります。

ニャルラ
各階層では、原作でも特に印象深かったボスやエピソードが用意されており、アツいストーリーを思い出される方も多いはずです。

 

 

今回は、「あなた」がキリトやエギルと共に、そのシナリオに挑戦していくわけです。

今、エギルをチョイスした意味が全くわからない。

ハスナちゃん

ニャルラ
エギルさんは良い人ですよぉ。
奥さんも優しい人だーよね。

ショゴたん

遊び方をざっくり

 

まず、各プレイヤーは、自分がプレイするキャラクターを選びます。

用意されているキャラクターは以下の6人です。

  • 「キリト」
  • 「アスナ」
  • 「シリカ」
  • 「リズベット」
  • 「クライン」
  • 「エギル」

ゲームのプレイ人数は1〜4人までなので、最大4人でパーティーを組んでアインクラッドに挑むことになります。

1〜 ってことは、ソロプレイもできるのであるか?

クトウさん

ニャルラ
できちゃうんです。

その場合は、「キリト」ともう1人、好きなパートナーを選んで、その2人を操って攻略していきます。

ペアを組んで戦闘

 

手番プレイヤーはまず「連係」を行うプレイヤーを1人選びます。

手番プレイヤーのキャラクターと、「連携」相手のキャラクターの2人で攻撃を行います。

ニャルラ
攻撃後、手番プレイヤーのキャラクターは硬直状態となり、「連携」相手のプレイヤーに手番がうつります。

硬直状態のキャラクターは「連携相手」に選ぶことはできません。

一部のキャラクターで何度も攻撃を行っていくわけではなく、参加キャラクターたちで満遍なく協力して敵の打倒を目指します。

ソードスキルはダイスを使って発動

ニャルラ
もちろん、攻撃はソードスキルを使って行います。

ソードアート・オンラインの代名詞であるな。

クトウさん

ニャルラ
手番プレイヤーは「メインダイス」を、連係相手に選ばれたプレイヤーは「サポートダイス」を、シナリオカードに指定された数だけ振ります。

ニャルラ
キャラクターごとに、ソードスキルとその発動に必要なダイスの出目が設定されていますので、条件を満たして攻撃していきます。

ニャルラ
ダイスは2回まで振り直すことが可能です。

メンバーとよく相談して、振り直すダイスを決めていきます。

とはいえ、運にばかり頼っていてはデスゲームで生き残ることはできません!

運が悪かったわーで招かれるのはリアルデスです。

そこで、キャラクター毎に異なる効果で、ダイスへの干渉が可能になっています。

固有アビリティで戦闘を有利に

 

キャラクターには、固有のアビリティが設定されていて、その効果はダイスの出目を操るものが中心です。

ニャルラ
アビリティには使用回数制限があるものの、振り直すダイスを決める時などに、アビリティありきで思考することもできるので、より戦略的なダイスロールが楽しめます。
ニャルラ
ちなみに、シリカちゃんだけは自分でダイスの出目に干渉するアビリティではなく、他プレイヤーのアビリティ使用回数を回復する、という効果です。

シリカちゃんらしいーね。

ショゴたん

反撃とスイッチ

手番プレイヤーが攻撃を終えると、今度は敵の反撃を受けることになります。

反撃によるダメージ値は、現在戦闘中のシナリオカードに記載されています。

ニャルラ
原作の「ソードアート・オンライン」における、ゲーム内での死亡によるデスペナルティは、現実世界での「死」です。
あらためて想像すると、すごいわよね。

ハスナちゃん

ニャルラ
ですよね。

なので、最初の街からフィールドに出ない、という選択をするプレイヤーも多かったようです。

ニャルラ
とはいえ、誰かがゲームをクリアすれば全員がこのデスゲームから解放されるという仕様上、誰かが上層へ上層へと攻略を進めて行かなくてはなりません

その中で、最前線で攻略を進めていた「攻略組」というプレイヤー層に、キリトたちは属しているわけです。

ニャルラ
ちょっと脱線しましたね。

何が言いたいかと言うと、敵の攻撃がとても怖いということです。

例えば、麻痺効果を持った未知の攻撃などは、即ゲームオーバーに繋がりかねないおそろしいものです。

ニャルラ
そこで、プレイヤーたちが行った攻略手段のひとつが、「スイッチ」と呼ばれる技法で、攻撃を終えてシステム的な硬直が生まれるスキを、他のプレイヤーと入れ替わって連続攻撃することで潰し、相手の反撃タイミングを減らすという手法です。
ここで説明するということは、あるのね。

ハスナちゃん

ニャルラ
あります。「スイッチ」

『ソード・オブ・フェローズ』におけるスイッチの方法は、攻撃に使用するダイスを、綺麗に全て使い切って攻撃する、です。

ダイスを使い切ることができれば、敵からの反撃ステップをスキップすることができます。

ホントによくできてるわねぇ。

ハスナちゃん

成長要素

上位ソードスキルをアンロック

シナリオをクリアすることでキャラクターのレベルが上がっていき、より強力なソードスキルがアンロックされ使用可能になっていきます。

 

アイテム、装備を獲得

他にも、アイテムや装備品の獲得もできるので、全員で相談しながら、上層攻略の戦略を練っていきましょう!

 

専用ダイスをアンロック

各キャラクターには、対応する専用のダイスが存在します。

レベルアップすることで、この専用ダイスが仕様可能になります。

対応するキャラクターのソードスキルが発動しやすいように調整された特殊なダイスです。

ずるくなんてありません。

成長すれば、ダイスの出目すら変わるのです。

まとめ

ニャルラ
私、オンラインゲームはFF14をやってるんですけれど、この、ゲーム内での死が現実世界での死っていうのは、本当にゾッとしますよね。
めちゃくちゃ死ぬもんーね。

ショゴたん

ニャルラ
死んだときとか、ちょっとキリトさんたちのことがよぎったりするんですよね。

ギミックは死んで覚えるってわけにもいかないですし、「ソードアート・オンライン」の攻略組の対応力ってすごいなって。

今回ご紹介させて頂いた『ソード・オブ・フェローズ』は、そんなギリギリの戦闘を繰り広げた「ソードアート・オンライン」の世界観が、アナログゲームとしてとても高く再現されています。

ニャルラ
その分、キャラクターの能力値や扱いも原作準拠な点が多々あり、どのキャラクターを選んでも同じように楽しめるっというゲームデザインではありません。

やはりキリトは主人公補正が高いですし、リズベットが敵をばったばったなぎ倒していくわけでもありません。

ロールプレイというか、そのキャラクターの持ち味を活かして、役割の中でしっかり活躍しながら、全員でクリアを目指す!っていう感じです。

ニャルラ
ですので、原作をすでにご存知の方には強くオススメできます。

ルールはシンプルにまとめられていますので、プレイ難易度は低いけれど、クリア難易度は高いっていう印象です。

最終決戦は、もちろんあの人です。

ソード・オブ・フェローズ、その名の通り、仲間と力を合わせて倒しましょう!

タイトル ソードアート・オンライン ボードゲーム  ソード・オブ・フェローズ
ゲームデザイン カナイセイジ
原作 川原礫
発売 / 企画開発 KADOKAWA / アークライト
プレイ時間 10〜30分
プレイ人数 2〜4人
コピーライト ©️2016 川原 礫 / KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊 / SAO MOVIE Project