『シークレットムーン』正体隠匿系のチーム戦『ラブレター』!?

ニャルラ
ルルイエ屋根裏堂へようこそ!

この記事では、アークライトさんから発売中の正体隠匿系のゲーム『シークレットムーン』をご紹介させて頂きます!

ニャルラ
『シークレットムーン』は、ゲームデザイナーであるカナイセイジさんの作品です。

さらに特筆すべきは、あの大人気ゲーム『ラブレター』と世界観を同じくする! という点ですね。

なんと!

クトウさん

ニャルラ
物語的には『ラブレター』のその後、旅人のラブレターが無事に姫様の元に届いてからの物語となります。
届いたのね! ラブレター!

ハスナちゃん

よかったーね!

ショゴたん

ニャルラ
実際に、旅人に会ってくれようとする姫様ですが、そんなことをあの大臣が許すわけもありません
ニャルラ
そのあたりを世界観として、ゲームは構築されています。

それでは、さっそく見ていきましょーう!

どんなゲームなの?

ここではない場所、今とは違う時代、とある小さな王国に一人の姫がいました。

少し内気なその姫は本を読むことが大好きで、いつも城の尖塔にある図書館に篭っては様々な物語や学術の本を読み、城の外、遥かな世界を夢見ていました。

ある時、ふとしたきっかけから、姫の元に一通の手紙が届けられました。

その手紙には、熱烈な愛の言葉や、姫の美しさを称える美辞麗句が並んでいたわけではありませんでしたが、姫の心を動かすには十分な内容が書かれていました。

「私は、あなたのお噂を聞いて、遥か遠くの国からここまで旅をしてきました。よろしければ、あなたのお顔を拝し、ここにたどり着くまでの物語を献じたく思います。」

姫は意を決すると、一通の手紙をしたため、優しい女僧侶に託しました。

「次の新月の夜、城の裏庭の庭園の門の鍵を開けておきます。庭園の卓にて、わたくしにあなたの物語をお聞かせいただけますか」

ところが、この経緯を耳にしたものがいました。

城の大臣です。姫に最良の婿を迎えたいと願う彼は、どこの馬の骨とも知れぬ旅人に姫の心を奪われることを恐れ、密かに兵士達を集めて警備を命じました。

果たして、姫と旅人は、大臣と兵士の警備をかいくぐり、語らいの時間を持つことができるでしょうか。

ルールブックより抜粋

届いてるわね! ラブレター!

ハスナちゃん

ニャルラ
そうなんです。

しかし、大臣がたちはだかります!

ニャルラ
プレイヤーはそれぞれが、姫や旅人、大臣といった人物となります。

プレイヤーは、姫陣営と大臣陣営にわかれ、それぞれの目的達成のために行動します。

姫と旅人の正体がバレてしまったり、姫が行動不能になってしまうと大臣陣営の勝利。

大臣が行動不能になったり、3ラウンドをやりすごすことができれば、姫陣営の勝利です。

遊び方〜簡単にルール説明〜

ニャルラ
まず、舞台は密会であるということを意識しなければなりません。

プレイヤーたちは、暗い森の中で隠れ潜んでいるのです。

なので、基本的にゲームの指示にない内容のお喋りは禁止です。

会話で探り合うわけじゃないんだーね。

ショゴたん

ニャルラ
そうなんです。

そこがこの『シークレットムーン』の最大の特徴であり、面白さでもあります。

担当する人物を決定

ニャルラ
配られたカードをこっそり確認し、 この時点で、姫陣営と大臣陣営に分かれます。

この時、5つ数えて目つぶり、姫と旅人だけは目を開けてお互いを確認します。

姫と旅人だけはお互いを認識しているのであるな。

クトウさん

ニャルラ
残りの人については、誰が大臣なのかもわかりませんし、どちらの陣営なのかも分かりません。

特に大臣陣営の人は、誰が姫で誰が旅人かもわからない状態でゲームスタートになりますね。

4つの勝利条件

ニャルラ
勝利条件について確認しておきましょう。

プレイヤーの状態には、正体が非公開の状態とバレてしまって公開されている状態、そして行動不能の状態があります。

「姫」が行動不能になってしまえばもう語らいどころではありませんので、大臣陣営の勝利です。

一方で、大臣が行動不能になってしまえば、姫陣営の勝利です。

あと、「姫」と「旅人」が両方公開状態になってしまった時も、大臣陣営の勝利となります。

また、全員が1回ずつ行動する単位を1ラウンドとした時に、3ラウンドお互いの勝利条件が満たされなかった場合も、姫陣営の勝利となります。

ニャルラ
なので、以下のような感じです。

  • 姫陣営の勝利:3ラウンド目が終了したとき。
  • 姫陣営の勝利:「大臣」が行動不能になったとき。
  • 大臣陣営の勝利:「姫」と「旅人」のカードが両方「公開」されたとき。
  • 大臣陣営の勝利:「姫」が行動不能になったとき。
お互いの陣営に、2つの勝利条件があるのね!

ハスナちゃん

行動順を決定

ニャルラ
実際に、ゲームが開始されると、プレイヤー達は、手番ごとに1つの行動を行なっていきます。

この行動順は、ランダムに配られる行動順カードの順番によって決定されます。

配られた行動順カードには順番が書かれていますので、「1」の人から順番に行動を行なっていきます。

ニャルラ
例えば、人狼系ゲームですと、ここで自由に発言したりすることでゲームが進行していくかと思うのですが、ここもシステマチックにデザインされていますね。

行動は7種類

ニャルラ
以下の7種類の行動から、1つを選んで実行します。

  1. 観察
  2. 質問
  3. 指名
  4. 隠れる/かばう
  5. 妨害
  6. 攻撃
  7. 待機

『ラブレター』を遊んだことがある人は、ピンとくる行動が多いかもしれませんね。

もう少し詳しく見てみましょう。

1,観察

ニャルラ
他プレイヤー1人が持つ人物カードを見る行動です。

こっそり見ましょう。 見たら、自分がそのプレイヤーカードを見たことがわかるように、プレイヤーチップを1枚置きます。

2,質問

ニャルラ
プレイヤーは1人を選び、「そこにいるのは何者か?」と質問します。 これで、どちらの陣営のプレイヤーなのか分かりますので、陣営チップを受け取ります。
ニャルラ
「姫」「旅人」であれば、無言で姫陣営のチップを受け取ります。

「僧侶」「兵士」の場合は、「やあ、ご同輩」と言って大臣陣営のチップを受け取ります。

あれ? 僧侶は姫陣営じゃないの?

ハスナちゃん

ニャルラ
姫陣営なんですけど、この質問を受けた時は、大臣陣営と同じ動きをする面白いキャラクターなんです。
「大臣」に聞いちゃったらどうなるーの?

ショゴたん

ニャルラ
「大臣」の場合は、「馬鹿もん! わしは大臣じゃ!」と回答して大臣陣営のチップを受け取ります。
大臣だってバレちゃうんだーね!

ショゴたん

ニャルラ
質問に対する受け答えの仕方もシステマチックに設定されている点が特徴ですね。

3,指名

ニャルラ
手番プレイヤーは、プレイヤー1人を指名し、人物名を1つ宣言します。

「姫」や「旅人」、「大臣」や「兵士」などですね。

ニャルラ
言い当てられてしまったプレイヤーは、そのカードをめくって公開します。

これで「公開状態」でになってしまうわけですね。

『ラブレター』で言うところの、「兵士」の効果であるな。

クトウさん

4,隠れる/かばう

ニャルラ
プレイヤー1人を指定して、そのラウンド中にあらゆる行動の対象に選ばれなくすることができます。

『ラブレター』における僧侶の効果ですが、他のプレイヤーに対しても効果を適用することができます。

5,妨害

ニャルラ
プレイヤー1人を選び、そのプレイヤーの行動順カードを捨てさせます。

行動順カードがなければ、そのプレイヤーは行動をすることができません。

ニャルラ
そして妨害を行ったプレイヤーは「行動不能」状態となります。

「行動不能」になると、ゲーム終了まで一切の行動ができなくなります。

まさに身を削って、誰かの行動を無効にするわけです。

6,攻撃

ニャルラ
人物カードが「公開」されているプレイヤーにのみ「攻撃」することができ、「攻撃」を受けたプレイヤーは「行動不能」状態となります。

正体がバレている相手を行動不能にすることができるわけですね。

ニャルラ
「行動不能」が陣営の勝利条件となっている「姫」と「大臣」は特に注意しなければなりません。

7,待機

ニャルラ
行動順カードは、行動を行えば捨て札となります。

「待機」は、一度行動をパスすることで、既に捨て札となっている行動順カードから任意のものを獲得して、次のラウンドに備えることができます。

今回、有効な行動が取れなさそうで、次に1番で行動したい! なんて時は「待機」すればいいのね。

ハスナちゃん

3ラウンドで決着

ニャルラ
以上の7つの行動をそれぞれのプレイヤーが1つずつ行うことを1ラウンド、合計3ラウンドでゲームは決着です。
3ラウンド中に「大臣陣営」が勝利条件を満たせなかったら「姫陣営」の勝利であるな!

クトウさん

ニャルラ
その通りです!

人狼系のゲームでは会話を通して行うようなアクションの数々が、カードの効果としてセミオートで進行するようになっている、とも言えると思います。

ニャルラ
純粋に、開示されたヒントから適切に人物の正体を探っていき、行動を通して自分の陣営の勝利条件を満たしていく、そんな濃密な心理戦を楽しむことできるんです。

まとめ【評価 / レビュー】

口下手でも楽しめる正体隠匿系ゲーム

ニャルラ
人狼系でありながら、嘘やはったりの比重を減らすことで、ルールに沿った処理の中で相手の正体を探れる斬新なゲームシステムになっています。

口下手な人でも楽しんで正体隠匿系のゲームをプレイできることをコンセプトにしているんですね。

チーム戦ラブレター

ニャルラ
もし、『ラブレター』をプレイ済みの方であれば、システム面に似たような箇所を見つけることができ、チーム戦が楽しめる『ラブレター』と感じる方もいるかと思います。
ニャルラ
ゲーム中で少しずつ明らかになるヒントをどう処理していくのか、チームとしての判断も重要になる、じっくり考えて楽しい大人のゲームですね。

濃密な推理ゲームを楽しみたい時にオススメのゲームです。 機会があれば、ぜひプレイしてみてくださいね。

ニャルラ
それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました!

また別の記事でお会いしましょう!

またねー!

ハスナちゃん

スペック

タイトル シークレットムーン
ゲームデザイン カナイセイジ
イラスト 杉浦のぼる
発売元 アークライト
プレイ時間 10分
プレイ人数 5人,6人,7人,8人

内容物

  • 人物カード:8枚(カードサイズ 63㎜ × 88㎜)
  • 行動順カード:8枚(カードサイズ 63㎜ × 88㎜)
  • 追加人物カード:1枚(カードサイズ 63㎜ × 88㎜)
  • 早見表カード:8枚(カードサイズ 63㎜ × 88㎜)
  • プレイヤーチップ:24枚
  • 陣営チップ:9枚
  • 説明書:1枚