おすすめボードゲーム15選【人気を維持し続ける往年の名作編】

ニャルラ
ルルイエ屋根裏堂(@Rlyeh_yaneurado)へようこそ!

この記事では、まだ遊んだことがなければぜひとも遊んでみてほしいイチオシの名作たちをご紹介いたします!

ニャルラ
どの作品も長い間愛され続けて、今もなお第一線で活躍している強者揃いです。

それではさっそく参りましょーう!

『あやつり人形 新版』

カード、タイル、トークンぎっしり『あやつり人形』コンポーネント
ゲームデザイン ブルーノ・フェイドゥッティ(Bruno Faidutti)
プレイ時間 10〜60分
プレイ人数 2人,3人,4人,5人,6人,7人,8人
遊べばわかる、この名作感
プレイヤーは建築士です。

 

都市の建築を進めるにあたって、さまざまな有力者の力を借りていくことになります。

 

有力者たちを操って自分の事業を有利にする、ここが『あやつり人形』たるゆえんです。

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誰がどのキャラクターを選んだのか、状況から予測する、またはその裏をかく、といった重すぎない心理戦も楽しめます。

遊び方を覚えても、勝ち方が定まってしまうこともなく、使用するカードの組み合わせ次第で、一期一会なゲーム体験ができます。

あわせて読みたい 『あやつり人形 新版』建築×心理戦 稀代の名作がリニューアル!

『花火 (Hanabi)』

5色で5段階の花火を打ち上げる『hanabi』プレイ風景
ゲームデザイン アントワーヌ・ボザ (Antoine Bauza)
プレイ時間 30分
プレイ人数 2人,3人,4人,5人
自分の手札は見えない
ドイツ年間ゲーム大賞2013に輝いた、名作中の名作です。

 

同じ色の花火カードを1から順番に場に出していき、5まで出すことで花火を完成させていく協力型のゲームです。

 

自分の手札は見れず、相手の手札の内容は見えているという、一風変わったゲームシステム。

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いざ遊んでみると、その必要思考数はかなりのもので、プレイヤーの慣れ次第でゲームの印象はとても変わるのではないかと思います。

その思考の結果は、相手に教える情報の出し方に集約される面もあり、シンプルなゲームとして成立させてしまっている点が、ある種とんでもないゲームだなと感じました。

あわせて読みたい 『花火 (Hanabi)』意図を読み合い夜空を彩る協力型カードゲーム

『おばけキャッチ』

木製コマもキュート『おばけキャッチ』コンポーネント
ゲームデザイン Jacques Zeimet
プレイ時間 20分
プレイ人数 2人、3人、4人、5人、6人、7人、8人
瞬発力重視のお手軽ゲーム
カードとコマをよく見比べて、次の2つの条件のいずれかにあったコマをつかみます。

 

①カードに描かれているコマのイラストと、「色」も「形」も同じコマを素早くつかむ。

 

②カードに描かれているコマのイラストと、「色」も「形」も違うコマを素早くつかむ。

 

超集中している自分に気づくはず。

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「完全一致」か「完全不一致」を同時に探すわけです。

脳トレにもよさそうな感じ。

親子で遊ぶのにもピッタリだと思います。

あわせて読みたい 『おばけキャッチ』色や形を見極めて、素早くその手でキャッチ!

『ドメモ(DOMEMO)』

数字札のみシンプルな内容物『ドメモ』コンポーネント
ゲームデザイン アレックス・ランドルフ
プレイ時間 5~15分
プレイ人数 2人,3人,4人,5人
推理と駆け引きの数字当てゲーム
見えない自分のカードに記された数字を推理するゲームです。

 

配られたカードは、数字が書かれた面を自分以外の人にだけ見えるように立てます。

 

自分の順番が来たら、数字を一つ宣言しましょう。

 

宣言した数字の記されたカードが自分の手元にあれば、的中したそのカードを捨てることができるのです。

 

数字の宣言を、参加者全員で順番に繰り返し、誰よりも早く、全てのカードを捨てることをめざしましょう!

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相手が誰の手札をたくさん見て、なんの数字を宣言するのかもヒントになります。

慣れてきたら情報を逆手にとり、心理戦も楽しんでみましょう。

あわせて読みたい 『ドメモ(DOMEMO)』知育玩具としても優秀な数字と推理の名作

『そっとおやすみ』

おねむちゃんカードが可愛らしい『そっとおやすみ』コンポーネント
ゲームデザイン Markus Nikisch
プレイ時間 10〜15分
プレイ人数 3人、4人、5人、6人、7人
同じ種類のおやすみ帽子を集める
手札の5枚のカードの内、4枚を同じ形の帽子で揃えることを目指します。

 

手札のカードに4枚同じ種類のカードが揃ったら、手札をそっとテーブルに伏せてください。

 

誰かがカードを伏せたのを見つけたら、他の人もカードを伏せます。

 

カードを伏せるのが最後になってしまった人は「おねむちゃん」です。

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どんなアクションでそっと伏せるかを妄想しつつ、誰かが突然伏せるのではないかとドキドキする。

無言なのに全員半笑いという、妙に高揚感のある時間を楽しめますよ!

あわせて読みたい 『そっとおやすみ』カードを揃えてこっそり伏せる出しぬき系カードゲーム

『ごきぶりポーカー』

嫌われモノたちがユニークなイラストに
ゲームデザイン JACQUES ZEIMET
プレイ時間 20〜30分
プレイ人数 2人,3人,4人,5人,6人
押し付け合う心理戦
なんと登場するのは害虫扱いされている嫌われ者たち!

 

“嘘”や”はったり”を駆使して、この嫌われ者たちを押し付け合うのが『ごきぶりポーカー』のテーマです。

 

押し付けられた「ごきぶり」はホントに「ごきぶり」なのか?

ウソとホントを見抜きあうのがとっても楽しいです。

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嘘をつくこともゲームルールとなっていますので、嘘はつき放題

遠慮はいりません。

なのにちょっと感じる背徳感に、日常ではあまり味わえない興奮を感じられるのも魅力です。

あわせて読みたい 『ごきぶりポーカー』ウソとハッタリで押し付け合うお手軽心理戦

『ハゲタカのえじき』

数字カードのみでシンプルに楽しめる
ゲームデザイン アレックス・ランドルフ
プレイ時間 15分
プレイ人数 2人,3人,4人,5人,6人
心理戦をとことん楽しむ
15枚の手札を使って、15枚の得点カードを取り合う、シンプルなカードゲームです。

 

出した数字が他の誰かとカブるかどうかで、結果がとても変わっていきます。

ゲームの根幹は心理戦です。

繊細な心の動きを掴んだ者が勝利するのです。

 

1988年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた実績もある実力派。

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得られるかもしれない得点に対するリスクのバランスは絶妙です。

他の要素がとことん排除されることで、相手の持ち札から推察される今回の一手に思いを馳せることのできる、気持ちのイイゲームになっています。

あわせて読みたい 『ハゲタカのえじき』心理戦をとことん楽しむ名作カードゲーム

『ガイスター』

見た目がとってもオシャレ
ゲームデザイン アレックス・ランドルフ
プレイ時間 10〜20分
プレイ人数 2人
オバケと勝利を捕まえる
大きな特徴として、『ガイスター』は2人専用のゲームであることが挙げられます。

将棋やオセロをイメージして頂けると分かりやすいかと思います。

 

オバケのコマをお互いにあやつり、読み合いを通して取り合う、シンプルなルールです。

 

数あるボードゲームの中でも、特に人気と知名度が高いゲームです。

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子供と1対1でゲームに取り組むっという時間を楽しみたい場合にオススメ。

”はったり“や”推理“がゲームの要素となっているので、お互いの癖や考え方を知っているカップルにもオススメです。

相方がボードゲームをあまり遊んだことがない場合は、きっかけにもイイかもです。

あわせて読みたい 『ガイスター』オバケと勝利を捕まえる2人対戦専用ボードゲーム

『インカの黄金』

新版ではカードからコマに変化
ゲームデザイン ALan R.Moon and Bruno Faidutti
プレイ時間 20〜40分
プレイ人数 3人,4人,5人,6人,7人,8人,
2択の大冒険!
遺跡探検がテーマのボードゲームです。

よりたくさんの財宝を持ち帰ることを目的にしています。

 

遊び方はとっても簡単で、プレイヤーがすることは、遺跡探検を続けて先へ進むか、獲得した財宝を持ってキャンプに戻るのかを選択しながら進めていくだけです。

 

ボードゲーマーさんに愛されているだけでなく、障害児療育の場でも活用されたり、幅広く普及しています。

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ルールも簡単に共有でき、すぐに遊び始めることができます。

チキンレース的な側面を持ちながら、子供が遊べば割り算の練習にもなります

はじめてのボードゲームや、プレゼントにもオススメです。

あわせて読みたい 『インカの黄金 新版』リニューアルされた2択の大冒険!

『ニムト』

カラフルな数字カード104枚で楽しむ
ゲームデザイン Wolfgang Kramer
プレイ時間 30分
プレイ人数 2人、3人、4人、5人、6人、7人、8人、9人、10人
ドイツの国民的カードゲーム
手札から全員で一斉にカードを1枚だす、を10回繰り返します。

 

出したカードによって、マイナス得点カードを獲得してしまうことがあるのですが、『ニムト』は、このマイナス得点が1番少ない人が勝利するというカードゲームです。

 

「ドイツ年間ゲーム大賞1994」でのノミネート歴を持つ実力派。

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読み合いや、相手をひっかけたりする点が楽しい『ニムト』ですが、運に身を任せ適当にカードを出していくだけでもすごく楽しい点が、驚異的なゲームデザインとなっています。

誰がどんなカードを出すか分からない以上、深く考えず直感でカードを出して結果は神のみぞ知る、というスタンスで遊んでもとても楽しめます。

楽しさが、プレイヤーのスキルに依存することなく一定以上は担保されているため、「人が集まってカードゲームで楽しい時間を過ごす」という目的において、これほど万能なカードゲームも珍しいと思います。

あわせて読みたい 『ニムト』絶対的面白さの安定感! ドイツの国民的カードゲーム

『ごいた』

将棋によく似た内容物
ゲームデザイン 伝統ゲーム
プレイ時間 30分〜
プレイ人数 4人
日本の伝統的なゲーム
石川県を発祥の地とする、江戸時代から遊ばれている伝統的なゲームです。

 

ごいた」のプレイ人数は4人。

しかもチーム戦です。

 

相手からの攻めに対して、受けて攻めるかパスするかがポイントの奥が深いゲームです。

 

『放課後さいころ倶楽部』作中ではコマを用いていましたが、手軽に楽しめるように配慮されたカード版も存在します。

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ゲームも遊ぶほどに、パスの上手な使い方や、相手の上がりを阻止するプレイなど、戦略的に楽しめるようになっていきます。

勝ち抜けるためには残り何点必要だからあのカードで上がりたいなど、のめりこんでプレイできるはずです。

あわせて読みたい 『ごいた 』知っているとちょっぴり通? 日本の伝統的なゲーム

『ドブル』

ひとつだけ同じマークがある
ゲームデザイン Denis Blanchot
プレイ時間 15分〜
プレイ人数 2人、3人、4人、5人、6人、7人、8人
子供の知育にもおすすめ
2枚のカードから、同じマークを瞬時に見つけることを競う、とってもスポーティなゲームです。

 

『ドブル』自体が子供でも楽しめるパーティゲームとしてデザインされていますが、特にお子さん向けにアレンジが施されているバージョンもあります。

瞬発力を鍛えるだけでなく、知らない動物やアルファベットにも楽しく触れられるのでおすすめです。

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ルールブックをはじめて読んだ時には、そのとっつきやすさもあいまって、あっさりしたプレイ感なのかな、と感じました。

ところが遊んでみると、「他の人よりも早く見つけたい!」「 どれだどれだどれだ!?」と夢中になってカードをガン見してしまいます。

もう夢中です。

あわせて読みたい 『ドブル』子供の知育にもおすすめのリアルタイム・パーティーゲーム

『ピット』

リアルタイムで産物カードをトレード
ゲームデザイン Edgar Cayce, Harry Gavitt, George S. Parker
プレイ時間 20分
プレイ人数 3人、4人、5人
叫んで楽しい
誕生したのはなんと1904年。

まさに往年の名作です。

 

テーマは取引所でのトレード

産物カードがランダムに手札として配られますので、他の人とどんどんトレードして、手札を同じ商品で統一することを目指します。

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アピールすることがゲームシステムに組み込まれているので、初めて遊ぶ方とプレイすれば、すぐに仲良くなれると思います。

反面、盛り上がりすぎ注意なところもありますので、深夜に遊ぶ場合は、声の音量に気をつけましょう

あわせて読みたい 『ピット デラックス』叫んで楽しいリアルタイムトレードゲーム

『ブロックス』

半透明なピースがとっても綺麗
ゲームデザイン Bernard Tavitian
プレイ時間 20〜30分
プレイ人数 2人、3人、4人
カラフルな陣取り合戦
みんなで盤上にピースをパチパチとはめていき、たくさんピースを配置した人が勝利します。

遊び方は直感的に把握できて、とっても簡単。

 

遊ぶシチュエーションに応じて、複数のバージョンが発売されています。

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「相手を徹底的に負かす」ことが難しく、遊んだ人みんなが「楽しかった」と思えるゲームです。

ルールも簡単なので、開けてすぐ遊べるところも嬉しいです。

売っている場所も多く、手に入れやすいのも魅力です。

あわせて読みたい 『ブロックス』パチパチはまって気持ちいいカラフルな陣取り合戦

『それはオレの魚だ!』

浮氷タイルとペンギンでシンプルに楽しめる
ゲームデザイン アルヴィダス・ジャケリウナス&ギュンターコルネット
プレイ時間 20分
プレイ人数 2人、3人、4人
氷上駆け巡るお魚取り合戦!
浮氷タイルの上でペンギンコマをあやつって、誰よりもたくさんのお魚獲得を目指します。

シンプルなルールで楽しめて、しかもかわいらしい。

初めてのボードゲームにもオススメしやすい作品です。

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動かしたコマの結果が直感的に認識でき、分かりやすいゲーム展開も魅力です。

シンプルさの中にも、誰かの一手が誰かの計画を狂わせたり、遊ぶたびに発見と上達が感じられる遊びがいのあるゲームです。

お子さんと遊ぶ機会があれば、特にオススメです。

あわせて読みたい 『それはオレの魚だ!』氷上駆け巡るお魚取り合戦!

おわりに

ニャルラ
未プレイのゲームはありましたでしょうか?

どれも自信を持ってオススメできる名作揃い!

機会があればぜひ遊んでみてくださいね!

ニャルラ
それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました!

また別の記事でお会いしましょう!