
この記事では、まだ遊んだことがなければぜひとも遊んでみてほしいイチオシの名作たちをご紹介いたします!

それではさっそく参りましょーう!
『あやつり人形 新版』
ゲームデザイン | ブルーノ・フェイドゥッティ(Bruno Faidutti) |
プレイ時間 | 10〜60分 |
プレイ人数 | 2人,3人,4人,5人,6人,7人,8人 |
都市の建築を進めるにあたって、さまざまな有力者の力を借りていくことになります。
有力者たちを操って自分の事業を有利にする、ここが『あやつり人形』たるゆえんです。

遊び方を覚えても、勝ち方が定まってしまうこともなく、使用するカードの組み合わせ次第で、一期一会なゲーム体験ができます。
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『花火 (Hanabi)』
ゲームデザイン | アントワーヌ・ボザ (Antoine Bauza) |
プレイ時間 | 30分 |
プレイ人数 | 2人,3人,4人,5人 |
同じ色の花火カードを1から順番に場に出していき、5まで出すことで花火を完成させていく協力型のゲームです。
自分の手札は見れず、相手の手札の内容は見えているという、一風変わったゲームシステム。

その思考の結果は、相手に教える情報の出し方に集約される面もあり、シンプルなゲームとして成立させてしまっている点が、ある種とんでもないゲームだなと感じました。
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『おばけキャッチ』
ゲームデザイン | Jacques Zeimet |
プレイ時間 | 20分 |
プレイ人数 | 2人、3人、4人、5人、6人、7人、8人 |
①カードに描かれているコマのイラストと、「色」も「形」も同じコマを素早くつかむ。
②カードに描かれているコマのイラストと、「色」も「形」も違うコマを素早くつかむ。
超集中している自分に気づくはず。

脳トレにもよさそうな感じ。
親子で遊ぶのにもピッタリだと思います。
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『ドメモ(DOMEMO)』
ゲームデザイン | アレックス・ランドルフ |
プレイ時間 | 5~15分 |
プレイ人数 | 2人,3人,4人,5人 |
配られたカードは、数字が書かれた面を自分以外の人にだけ見えるように立てます。
自分の順番が来たら、数字を一つ宣言しましょう。
宣言した数字の記されたカードが自分の手元にあれば、的中したそのカードを捨てることができるのです。
数字の宣言を、参加者全員で順番に繰り返し、誰よりも早く、全てのカードを捨てることをめざしましょう!

慣れてきたら情報を逆手にとり、心理戦も楽しんでみましょう。
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『そっとおやすみ』
ゲームデザイン | Markus Nikisch |
プレイ時間 | 10〜15分 |
プレイ人数 | 3人、4人、5人、6人、7人 |
手札のカードに4枚同じ種類のカードが揃ったら、手札をそっとテーブルに伏せてください。
誰かがカードを伏せたのを見つけたら、他の人もカードを伏せます。
カードを伏せるのが最後になってしまった人は「おねむちゃん」です。

無言なのに全員半笑いという、妙に高揚感のある時間を楽しめますよ!
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『そっとおやすみ』カードを揃えてこっそり伏せる出しぬき系カードゲーム
『ごきぶりポーカー』
ゲームデザイン | JACQUES ZEIMET |
プレイ時間 | 20〜30分 |
プレイ人数 | 2人,3人,4人,5人,6人 |
“嘘”や”はったり”を駆使して、この嫌われ者たちを押し付け合うのが『ごきぶりポーカー』のテーマです。
押し付けられた「ごきぶり」はホントに「ごきぶり」なのか?
ウソとホントを見抜きあうのがとっても楽しいです。

遠慮はいりません。
なのにちょっと感じる背徳感に、日常ではあまり味わえない興奮を感じられるのも魅力です。
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『ごきぶりポーカー』ウソとハッタリで押し付け合うお手軽心理戦
『ハゲタカのえじき』
ゲームデザイン | アレックス・ランドルフ |
プレイ時間 | 15分 |
プレイ人数 | 2人,3人,4人,5人,6人 |
出した数字が他の誰かとカブるかどうかで、結果がとても変わっていきます。
ゲームの根幹は心理戦です。
繊細な心の動きを掴んだ者が勝利するのです。
1988年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた実績もある実力派。

他の要素がとことん排除されることで、相手の持ち札から推察される今回の一手に思いを馳せることのできる、気持ちのイイゲームになっています。
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『ガイスター』
ゲームデザイン | アレックス・ランドルフ |
プレイ時間 | 10〜20分 |
プレイ人数 | 2人 |
将棋やオセロをイメージして頂けると分かりやすいかと思います。
オバケのコマをお互いにあやつり、読み合いを通して取り合う、シンプルなルールです。
数あるボードゲームの中でも、特に人気と知名度が高いゲームです。

”はったり“や”推理“がゲームの要素となっているので、お互いの癖や考え方を知っているカップルにもオススメです。
相方がボードゲームをあまり遊んだことがない場合は、きっかけにもイイかもです。
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『インカの黄金』
ゲームデザイン | ALan R.Moon and Bruno Faidutti |
プレイ時間 | 20〜40分 |
プレイ人数 | 3人,4人,5人,6人,7人,8人, |
よりたくさんの財宝を持ち帰ることを目的にしています。
遊び方はとっても簡単で、プレイヤーがすることは、遺跡探検を続けて先へ進むか、獲得した財宝を持ってキャンプに戻るのかを選択しながら進めていくだけです。
ボードゲーマーさんに愛されているだけでなく、障害児療育の場でも活用されたり、幅広く普及しています。

チキンレース的な側面を持ちながら、子供が遊べば割り算の練習にもなります。
はじめてのボードゲームや、プレゼントにもオススメです。
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『ニムト』
ゲームデザイン | Wolfgang Kramer |
プレイ時間 | 30分 |
プレイ人数 | 2人、3人、4人、5人、6人、7人、8人、9人、10人 |
出したカードによって、マイナス得点カードを獲得してしまうことがあるのですが、『ニムト』は、このマイナス得点が1番少ない人が勝利するというカードゲームです。
「ドイツ年間ゲーム大賞1994」でのノミネート歴を持つ実力派。

誰がどんなカードを出すか分からない以上、深く考えず直感でカードを出して結果は神のみぞ知る、というスタンスで遊んでもとても楽しめます。
楽しさが、プレイヤーのスキルに依存することなく一定以上は担保されているため、「人が集まってカードゲームで楽しい時間を過ごす」という目的において、これほど万能なカードゲームも珍しいと思います。
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『ごいた』
ゲームデザイン | 伝統ゲーム |
プレイ時間 | 30分〜 |
プレイ人数 | 4人 |
「ごいた」のプレイ人数は4人。
しかもチーム戦です。
相手からの攻めに対して、受けて攻めるかパスするかがポイントの奥が深いゲームです。
『放課後さいころ倶楽部』作中ではコマを用いていましたが、手軽に楽しめるように配慮されたカード版も存在します。

勝ち抜けるためには残り何点必要だからあのカードで上がりたいなど、のめりこんでプレイできるはずです。
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『ドブル』
ゲームデザイン | Denis Blanchot |
プレイ時間 | 15分〜 |
プレイ人数 | 2人、3人、4人、5人、6人、7人、8人 |
『ドブル』自体が子供でも楽しめるパーティゲームとしてデザインされていますが、特にお子さん向けにアレンジが施されているバージョンもあります。
瞬発力を鍛えるだけでなく、知らない動物やアルファベットにも楽しく触れられるのでおすすめです。

ところが遊んでみると、「他の人よりも早く見つけたい!」「 どれだどれだどれだ!?」と夢中になってカードをガン見してしまいます。
もう夢中です。
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『ドブル』子供の知育にもおすすめのリアルタイム・パーティーゲーム
『ピット』
ゲームデザイン | Edgar Cayce, Harry Gavitt, George S. Parker |
プレイ時間 | 20分 |
プレイ人数 | 3人、4人、5人 |
まさに往年の名作です。
テーマは取引所でのトレード。
産物カードがランダムに手札として配られますので、他の人とどんどんトレードして、手札を同じ商品で統一することを目指します。

反面、盛り上がりすぎ注意なところもありますので、深夜に遊ぶ場合は、声の音量に気をつけましょう。
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『ブロックス』
ゲームデザイン | Bernard Tavitian |
プレイ時間 | 20〜30分 |
プレイ人数 | 2人、3人、4人 |
遊び方は直感的に把握できて、とっても簡単。
遊ぶシチュエーションに応じて、複数のバージョンが発売されています。

ルールも簡単なので、開けてすぐ遊べるところも嬉しいです。
売っている場所も多く、手に入れやすいのも魅力です。
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『ブロックス』パチパチはまって気持ちいいカラフルな陣取り合戦
『それはオレの魚だ!』
ゲームデザイン | アルヴィダス・ジャケリウナス&ギュンターコルネット |
プレイ時間 | 20分 |
プレイ人数 | 2人、3人、4人 |
シンプルなルールで楽しめて、しかもかわいらしい。
初めてのボードゲームにもオススメしやすい作品です。

シンプルさの中にも、誰かの一手が誰かの計画を狂わせたり、遊ぶたびに発見と上達が感じられる遊びがいのあるゲームです。
お子さんと遊ぶ機会があれば、特にオススメです。
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『それはオレの魚だ!』氷上駆け巡るお魚取り合戦!
おわりに

どれも自信を持ってオススメできる名作揃い!
機会があればぜひ遊んでみてくださいね!

また別の記事でお会いしましょう!
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