

「ラブレター」と「ラブクラフト」がタイトルに入っていますよね。
そうです! 本作品のテーマは「クトゥルフ神話」×『ラブレター』です!
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ざっくり言うと、大昔に地球を支配していた異形の神々(旧支配者)の設定や世界観を体系化したものです。
彼の作品の世界観を体系化したものがクトゥルフ神話というわけです。
体系化した方はオーガスト・ダーレスという方なのですが、クトゥルフ神話の生みの親はラヴクラフトさんって感じです。

つまり、クトゥルフ神話の世界感で楽しむラブレター! ってことですね。

単純なバージョン違いにとどまらない魅力がありますので、そのあたりをご紹介させて頂ければと思います。
カードゲーム『ラブレター』との違い

通常カードと狂気カード

『ラブレター』は16枚でしたので、結構増えています。
『ラブクラフト・レター』の大きな特徴として、狂気カードの存在が挙げられます。

通常カードと狂気カードは、カード左上にある数字の色の違いで区別することができます。
通常カードは黄色で、狂気カードは赤です。
狂気カードって?

通常カードとしての効果の他に、狂気効果を持っています。
狂気効果:全てのプレイヤーの手札を奪ったのち、あなたのすきなように再配布する。

狂気効果の使用

それは、自分が既に狂気状態であることです。
カードに記載されている通常効果と狂気効果の内、狂気状態であれば好きな方を使用することができます。
狂気状態

自分が使いたい狂気効果のカードがあれば、それ以外の狂気カードを通常効果で一度使用し、捨て札にしておく必要があるということですね。
SAN値チェック

もちろん、ノーリスクではありません。


やり方は簡単です。自分の捨て札に置かれている狂気カードの枚数だけ山札からカードをめくり、捨て札にします。

クトウさん

ちなみに、SAN値チェックでめくって捨てたカードの効果は使用できるのであるか?
クトウさん

めくったらそのまま捨て札になります。
狂気カードなのかそうでないのかを確認するだけってことですね。
カード効果が激しくなった『ラブレター』
脱落度大幅アップ!

しかし、『ラブクラフト・レター』ではそれ以上にさくさく脱落していきます。

ぐぅクトゥルフですね。
TCGユーザーにも遊んでみて欲しい

カード効果の応酬や、山札の残りカードを推測しつつの狂気状態への移行など、戦略を考えるのが楽しいです。
ただ、運の要素が強いです。
戦略ではどうにもならない部分を楽しめない方には合わないかもしれません。
まとめ【評価 / レビュー】

なるべく人数は多めで遊んだ方が盛り上がります。
クトウさん


また別の記事でお会いしましょう!
クトウさん
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タイトル | ラブクラフト・レター |
ゲームデザイン | カナイセイジ |
イラスト | 緒方剛志 |
メーカー | アークライト |
対象年齢 | 10歳以上 |
プレイ時間 | 5~15分 |
プレイ人数 | 2人、3人、4人、5人、6人 |