『ジャスト・ワン』絶妙なヒントを考え出す協力型連想ゲーム!

ニャルラ
ルルイエ屋根裏堂(@Rlyeh_yaneurado)へようこそ!

この記事では、アークライトさんから発売中の『ジャスト・ワン』をご紹介させて頂きます!

ニャルラ
直感的に楽しめるパーティーゲームです。

しかも協力型

ニャルラ
ボードゲームの本場ドイツで権威のある賞「ドイツ年間ゲーム大賞2019」の大賞を受賞し、日本語版の発売が待たれていた注目作なのです。

でもやっぱり、発表から日本語版発売までのタイムラグが結構あるのであるな。

クトウさん

ニャルラ
製造と輸送に時間もかかりますしねぇ。

オンタイムで発売できればベストなことは、メーカーさんも分かっているでしょうし、努力もしているのだと思います。

ローカライズを決めたタイミングにもよるでしょうし、なかなk

前置きが長い!

ハスナちゃん

ニャルラ
それでは、さっそくみていきましょーう!

『ジャスト・ワン』ってどんなボードゲームなの?

みんなで協力してヒントを出し

ヒミツの言葉をズバリ当ててもらおう!

与えられたヒミツの言葉に対して、みんなで有力なヒントをひねり出し

チームメイトの回答者にバッチリ当ててもらって、高得点を狙おう!

ただ、同じヒント、無効なヒントはキャンセルされるので、気をつけて。

パッケージ裏より引用

回答者にお題を当ててもらう

ニャルラ
プレイヤーの中から回答者を1人決め、回答者以外のメンバーでお題(ヒミツの言葉)を共有します。

回答者はお題を知らないわけだ。

ハスナちゃん

ニャルラ
その通りです。

そしてお題を知っているメンバーは、回答者がそのお題を当てられるように各々がヒントを出すのです。

オリジナリティ高く的確なヒントを!

ニャルラ
それぞれのプレイヤーが独自にヒントを考えるのですが、ここで大きなポイントがあります。

ヒントは、回答者に見てもらう前に、回答者以外のプレイヤー全員でチェックします。

2人以上のプレイヤーが同じヒントを書いてしまうとそのヒントは無効になってしまうのです。

回答者にそのヒントは伝えられないと……!

クトウさん

ニャルラ
その通りです。

どんなに連想しやすくクリティカルなヒントでも、かぶってしまうとなかったことになります。

回答者に見えないように、パタン……って倒すんだーね。

ショゴたん

ニャルラ
基本的にヒントの数はプレイヤーの人数なので、無効になったヒント分、回答者が得られる総ヒント数が減ってしまいます。
ヒントが少ないと、回答者がお題を連想しにくくなる……!

ハスナちゃん

他のプレイヤーが考えなさそうだけど、ちゃんとお題を連想できるヒントを考える必要があるのであるな。

クトウさん

ニャルラ
まさに!

そして『ジャスト・ワン』は協力ゲームです。

全員が協力して、いかにたくさんのお題を当てていくかにチャレンジしていくわけです。

『ジャスト・ワン』の遊び方〜簡単にルール説明〜

イーゼルとフェルトペンを各プレイヤーに配る

ニャルラ
イーゼル1本、フェルトペンを1本ずつですね。

今回挑戦するお題カードを選ぶ

ニャルラ
一度のゲームで使用するのは13枚です。

カードの山札からランダムに13枚選び出します。

ニャルラ
ちなみに、カードのオモテ面はこんな感じです。

回答者を1人決める

ニャルラ
決め方は”ランダムに”って記載されていますね。

1問ごとに、左隣のプレイヤーへ回答者は移っていきます。

お題を決める

ニャルラ
回答者は、13枚のお題カードから1枚選び、オモテ面を見ないようにして、自分のイーゼルに立てかけます。

ニャルラ
そのあと、①〜⑤までの数字からひとつを回答者に宣言してもらいます。

イーゼルに立てかけられたお題カードの、宣言された数字のワードが今回のお題となります。

(ふむふむ、今回は「ブラックホール」……)

クトウさん

ヒントを考えて発表

ニャルラ
回答者以外のプレイヤーは、お題に対するヒントを考えて、自分のイーゼルに書き込みます。
無効なヒントの例

・お題の言葉の表記違い(例:お題「鮭」→ヒント:シャケ✖️)

・お題の外国語や方言にしたもの(例:「お題」りんご→ヒント:アップル✖️)

・お題の言葉と同系の単語(例:お題「王女」→ヒント:王子✖️)

・お題の言葉を独自の造語にしたもの(例:「新幹線」→ヒント:親幹線✖️)

・お題の言葉の同音異義語(例:「電気」→ヒント:伝記✖️)

ヒントを見比べて重複をチェックする

回答者がお題を推理して当てる

ニャルラ
うーん、「ブラックホール」で!
おお!

クトウさん

正解だーよ!

ショゴたん

ニャルラ
でもこの、「吸い込む」と「すいこまれる」ってかぶってるっちゃかぶってますよね。
言われてみれーば

ショゴたん

ニャルラ
遊び手の解釈で若干ブレるっていうのも、ボードゲームならではなのかもしれませんね。

推理結果の判定

成功

ニャルラ
回答がお題と同一とみなされた場合、推理は成功です。

お題が書かれていたカードを、最初に選んだ13枚の山札の横に置き、成功の山として積んでいきます。

失敗

ニャルラ
回答がお題と同一とみなされない場合、推理は失敗となります。

お題が書かれていたカードは箱にしまいます。

ニャルラ
しかも、最初に選んでいた13枚の山札の1番上のカードも1枚、箱の中にしまいます。

今回挑戦する問題が減っちゃうってこと!?

ハスナちゃん

ニャルラ
そうなんです。

たくさんのお題を当てることが目標なので、挑戦回数自体が減ってしまうのは痛いペナルティです。

ヒントが少ない時とか、全くピンとこない時はピンチであるな。

クトウさん

ニャルラ
ですよね。

推理した内容が、どうしようもなく当てずっぽうになってしまうケースもあると思います。

そんな時のために、スキップすることも選べます。



そのお題を回答しないでスキップしちゃうってこと?

ハスナちゃん

ニャルラ
その通りです。

もちろん、回答に成功したわけではないので挑戦していたお題カードは箱のなかにしまいます。

ですが、失敗のペナルティである”山札の1番上のカードを箱にしまう”は行いません。

被害が少なくなるんだーね。

ショゴたん

ニャルラ
もう全然分からなかったら、勇気を出してスキップするのもチームワークです!
そっか!

協力ゲームだもんね!

ハスナちゃん

ニャルラ
最初に選んだ13枚、要は13問ですね。

これをいかに多く正解するかを目指していくわけです。

『ジャスト・ワン』のまとめ【評価 / レビュー】

長らく待たれた完全日本語版

ニャルラ
お題が単語なものですから、言語依存が高いゲームだと思うんですよね。

なので、日本語版の発売を待たれていた方も多いのではないでしょうか。

大人数で遊ぶと楽しさアップ

ニャルラ
ルール自体は簡単ですし、短時間の説明で遊び始めることができて盛り上がりも抜群です。

謎のヒントへのツッコミなど、会話も弾みます。

決して大喜利系というわけではないので、初めて遊ぶ方とも一緒に楽しみやすいのも魅力ですね。

ニャルラ
ヒントのかぶりを意識しながら考えることが『ジャストワン』の醍醐味のひとつなので、なるべく大人数で遊んだ方がその魅力を感じやすいと思います。

ゲーム会はもちろん、家族や友人たちと集まった際にはオススメです。

機会があればぜひ、楽しんでみてくださいませ。

ニャルラ
それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました!

また別の記事でお会いしましょう!

またねー!

ハスナちゃん

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スペック

タイトル ジャスト・ワン 完全日本語版
ゲームデザイン ルドヴィク・ルーディ&ブルーノ・ソテール
発売元 アークライト
プレイ時間 20分
プレイ人数 3〜7人

内容物

  • カード110枚(カードサイズ:63㎜ × 88㎜)
  • イーゼル:7本
  • フェルトペン:7本
  • ルール説明書:1冊