
ハスナちゃん
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ハスナちゃん

クトウさん

- ゲームデザイン:326(ナカムラミツル)
- イラスト:326(ナカムラミツル)
っていう作品になりますね。
ハスナちゃん

中身もさっそく見ていきましょーう!
『ito(イト)』ってどんなボードゲームなの?

『ito』は『クモノイト』と『アカイイト』という2種類のゲームが遊べる、会話が楽しい協力ゲームです。
『クモノイト』は完全協力ゲームです。
『アカイイト』は協力と裏切りのゲームです。
数字を口にしたらアウト! という制限の中、みんなでテーマに沿って表現し合い、危機からの脱出を目指します。
伝わりそうで伝わらないのがもどかしくも楽しい、価値観のズレに大笑いするパーティーゲームです。
ルールブックより引用
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ハスナちゃん

そのプレイヤー間のコミュニケーションの楽しさに重点を置いたゲームです。
戦略的に頭を使うよりも、センスやひらめきで楽しむ手軽なカードゲームになっています。
『ito(イト)』の遊び方〜簡単にルール説明〜

ショゴたん

クモノイト

キミたちは「クモ」と呼ばれる正義の盗賊団だ。
ある日キミたちは罠にハマり、全員敵のアジトに捕まってしまった。
しかし諦めるキミたちではない。
隠しもっていた秘密道具「クモノイト」による脱獄を企てている。
この特殊なロープは非常に細いため、敵に気付かれずに脱出口まで移動できる。だが代わりに耐久性も低い。
切れないように1人ずつ登らなくてはならない!
またアジトの構造は複雑で、登る順番は臨機応変に決める必要がある。とはいえ登る順番を普通に口にしては、看守に脱獄がバレてしまう!
世間話のフリをして脱出する順番を決め、全員で脱出せよ!
ルールブックより引用
ハスナちゃん
数字カードが配られる


数字は自分だけで確認して、他のプレイヤーには内緒です。
数字が小さい順に出していく

秘密道具「クモノイト」は耐久性が低いので、小さい数字のカードの人から登っていかなくてはいけません。
クトウさん

そして、そこにこのゲーム最大のお楽しみがあるわけです。
テーマーカードで相談

2枚くらい引いて、全員がうまく話せそうなテーマを相談して1つ選びます。

もちろん、自分の持っている数字をバシって言ってしまってはいけません。
ハスナちゃん

「食べ物の人気」
ショゴたん
ハスナちゃん
クトウさん

じゃぁあたしは「パセラのハニトー」
ハスナちゃん
では、「昨日つくって余ったチャーハン」にするのである。
クトウさん
ショゴたん
ハスナちゃん
クトウさん

私のハニトーは、あれね、出来立てではない。
ハスナちゃん

クトウさん
ショゴたん
ハスナちゃん


その数字を超えてしまっているカードの枚数分ライフが減ります。

ライフが0になったら脱出失敗で全員の負けとなります。

クトウさん
ショゴたん
どうなの。
ハスナちゃん

ショゴたん

次は2ndステージに進みます。
2ndステージでは、初期手札が2枚になります。
そして、初期手札が3枚になる3rdステージをクリアすれば、脱出成功で全員の勝利です!

あと、3rdステージには、「モモちゃん」っていうお助けヒントキャラが登場したりもします。
ハスナちゃん

それがこの『アカイイト』
アカイイト

キミたちはナイトクルーズの参加者だ。
みんな「運命の相手」を求めて船上パーティーに参加している。
船が沖に着いた頃、船内を散策していたキミは、船の壁に亀裂が入っているのを発見した。そこから大量の水が流れ込んでいる。 この船はきっと沈む……!
しかし困ったことに救命ボートは2人乗りで1つしかなく、重すぎて1人では動かせなかった。
このことをみんなに伝えたら、きっとパニックになるだろう。
ここは信頼できる協力者……つまり「運命の相手」を見つける必要がある。船上パーティーで各自に割り振られたナンバーを使い、大至急パートナーを見つけ、沈みゆく船から脱出せよ!
ルールブックより引用
ハスナちゃん

テーマに沿って会話をして、自分のカードの数字のニュアンスを伝えるところも一緒です。
ですが、決定的に違う点は、自分のパートナーを探すということです。
クトウさん
脱出の鍵となる運命のパートナー

パートナーとは、自分の数字とパートナーのカードの数字を足して、「100」になるプレイヤーのことです。
まさに赤い糸ね。
ハスナちゃん

ぴったりにならずとも、足して「100」に近い数字になるパートナーを探すのです!

ペアの成立は早い者勝ち! お互いの同意で、ペア成立です。
プレイ人数が奇数の場合は、ペアにあぶれてしまうこともあるので、そこは頑張りましょう!

- 100に1番近いペア:全員に2ポイント
- 2番目に100に近いペア:全員に1ポイント
- 3番目以降のペア、100を超えたペア、そもそもペアになれなかった人:全員0ポイント

ショゴたん

クトウさん

「100」のカードを持っているプレイヤーは、誰かとペアを組むことさえできれば1ポイント獲得になります。
ちなみに、ペアの人は0ポイントです。
ハスナちゃん

その場合はまさに運命の赤い糸ですね!
獲得ポイントに関わらず、その場で勝利です!
ショゴたん
『ito(イト)』は326さんのイラスト満載

『ito(イト)』のまとめ【評価 / レビュー】

プレイヤーの感性というか、隠された一面も垣間見ることができるかもしれません。

言語コミュニケーションを介したゲームの楽しさはまた格別です。
楽しみ方はあなた次第!
気になった方は、ぜひ一度、遊んでみてくださいね!

また別の記事でお会いしましょう!
ショゴたん
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スペック
タイトル | ito |
ゲームデザイン | 326(ナカムラミツル) |
イラスト | 326(ナカムラミツル) |
グラフィックデザイン | 嶋田美咲 |
編集 | 野澤邦仁、刈谷圭司 |
発売元 | アークライト |
プレイ時間 | 約30分 |
プレイ人数 | クモノイト:2〜10人 / アカイイト:4〜10人 |
内容物
- ナンバーカード:100枚(カードサイズ:63㎜ × 88㎜)
- テーマカード:50枚(カードサイズ:44㎜ × 63㎜)
- ライフカード:2枚(カードサイズ:63㎜ × 88㎜)
- クモノシート:1枚
- 遊び方説明書:2枚