『ハゲタカのえじき』心理戦をとことん楽しむ名作カードゲーム

ニャルラ
ルルイエ屋根裏堂へようこそ!

この記事では、メビウスゲームズさんから発売中の、『ハゲタカのえじき』をご紹介させて頂きます!

なんだか耳に残るタイトルね。

ハスナちゃん

ニャルラ
ハゲタカえじき ですからね。 なんかこう……パワフルですよね。

そういうゲームなのであるか?

クトウさん

ニャルラ
パワフルではあるかもしれないですね。

誰よりも大きい数字を出す! ことがポイントですから。

ニャルラ
ですけど、『ハゲタカのえじき』の根幹は心理戦です。

繊細な心の動きを掴んだ者が勝利するのです。

ニャルラ
『ハゲタカのえじき』は昔から愛されているゲームで、1988年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた実績もあります。
ニャルラ
ボードゲームカフェなんかには必ずと言っていいほど置いてある、とっても盛り上げ上手な楽しいやつ。

『ハゲタカのえじき』さっそくみていきましょーう!

シンプルな心理戦をとことん楽しめるカードゲーム

手札の数字カードを使ってハゲタカカードを奪い合います。

ハゲタカカードには、プラス点とマイナス点のカードもありますが、プラスのカードを取るためにも、マイナスカードを取らないためにも、大きい数字カードが必要です。

しかし、大きい数字カードでも出すタイミングが悪いと無効になってしまいます!

誰でもすぐ分かる簡単なルールで、奥が深いゲームです。

ルールブックより抜粋

ニャルラ
15枚の手札を使って、15枚の得点カードを取り合う、シンプルなカードゲームです。

ニャルラ
取り合うと言っても、欲しい得点カードに対して、誰よりも高い数字カードを出せばイイだけです。

シンプルだーね。

ショゴたん

ニャルラ
そうでしょう。

ただ、出した数字が他の誰かとカブるかどうかで、結果がとても変わっていきます

相手の心理をよく考えてってことね。

ハスナちゃん

ニャルラ
まさにそこを楽しむゲームですね。

他の色々なボードゲーム を遊ぶときにも応用の効く、基本的な思考を楽しめると思います。

遊び方〜ルールをざっくり

得点カード15枚を取り合う

ニャルラ
まず、得点カードの山札を用意します。

この山札は15枚となっていて、−5から10までの数字がそれぞれ描かれています。

ニャルラ
プレイヤーには手札を配ります。

こちらも15枚です。

手札用のカードにも数字が描かれていますが、得点カードとは数字の内訳が異なり、1から15の数字となっています。

得点カードの方にはマイナスの数字があるのね。

ハスナちゃん

プレイヤー全員の手札は同じってことだーね。

ショゴたん

ニャルラ
その通りです。

ここから、プレイヤーたちには15枚の得点カードを取り合ってもらいます。

大きい数字カードを出して得点を稼いでいく

ニャルラ
山札から得点カードを1枚表にします。

今回は「8」ですね。

ニャルラ
プレイヤーは手札のカード1枚を選び、一斉にオープンします。

1番高い数字カードを出した人が、今回表になっていた得点カードを獲得します。

あら分かりやすい!

ハスナちゃん

ニャルラ
ただ1つ大事な注意点があります。

出した数字が他の誰かとカブってしまったら、その数字は無効になります。

同じ数字を出した人全員が、ってことだーよね?

ショゴたん

ニャルラ
そうです。

その場合、無効になった数字の次に大きい数字を出していた人が得点カードを獲得します。

ニャルラ
せーの!

ニャルラ
「15」の数字を出した人はカブってしまいましたので無効になります。

次に高い「13」のカードを出していた人が得点カードを獲得です!

よしっ!

ハスナちゃん

ニャルラ
では次に参りましょう。

得点カードをめくります。

マイナス得点である。

クトウさん

ニャルラ
得点計算は、獲得した得点カードの合計値になりますので、これは、欲しくないカードになります。
ニャルラ
マイナスの場合は、1番小さい数字を出した人が獲得してしまいます。
結局ここでも大きい数字を出した方がいいってことね……

ハスナちゃん

同じ数字を出すと無効扱いになるのは一緒かーな?

ショゴたん

ニャルラ
その通りです。

例えば1番小さい数字がカブってしまえば、それらは無効になります

そうなれば、その次に小さい数字を出していた人がマイナス得点を獲得してしまいます。

1番小さい数字を単独で出さなければいいのです。

なるほっど……

クトウさん

ニャルラ
せーの!

やられたのである!!

クトウさん

ニャルラ
えーと……

そういうことですね。

これはちょっと可哀想ね……

ハスナちゃん

魅せるねぇ。

ショゴたん

得点カードの山札がなくなればゲーム終了

ニャルラ
これを山札がなくなるまで繰り返します。

15回ということになりますね。

ちょうど手札もなくなっていると思います。

これは面白いのである!

クトウさん

簡単だけどテンションあがるーね!

ショゴたん

ニャルラ
簡単だけど、盛り上がりますよね。

15枚の得点カードの1枚1枚に対して、15枚の手札の中から大きい数字をベットして勝ち取っていく。

数字がカブってしまったら無効。

そんなゲームです。

読み合い以外の要素が可能な限り削ぎ落とされた名作

ニャルラ
『ハゲタカのえじき』のような、ゲーム内での選択がカブることでイイことが起きたり悪いことが起きたりするシステムを、「バッティング」と言います

バッティングか……

ハスナちゃん

ニャルラ
この要素は、あえて行動をカブらせたりずらしたりする、心理戦が楽しめる要素と言えます。
ニャルラ
『ハゲタカのえじき』における、得られるかもしれない得点に対するリスクのバランスは絶妙です。

他の要素がとことん排除されることで、相手の持ち札から推察される今回の一手に思いを馳せることのできる、気持ちのイイゲームになっています。

何が起きたのか、すぐに理解できるのもイイのである。

クトウさん

ニャルラ
そうですね。

「カブってしまった!」「してやった!」 を全員がほぼ同時に認識できるので、リアクションも揃って盛り上がります。

まとめ 【評価 / レビュー】

ニャルラ
「シンプル・イズ・ベスト」を地で行く、まさに王道のカードゲームです。
ニャルラ
心理戦も、突き詰めればギャンブルのようなもの。

相手の心を完全に読むことなどできません。

ニャルラ
少しお酒の入った状態で楽しむのも一興です。
ニャルラ
一方で、ぜひ小学校中学年くらいのお子さんに楽しんで欲しいゲームでもあります。

一部のスマホゲームのような、VSコンピュータの遊びではなく、相手も自分と同じように思考し、同じように勝ちを目指している、そんなお互いの心の動きを感じながら、家族やお友達と楽しい時間を過ごしてもらえたらなと思います。

ニャルラ
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!

また別の記事でお会いしましょう!

またねー!

ハスナちゃん

タイトル ハゲタカのえじき
ゲームデザイン アレックス・ランドルフ(Alex Randolph)
コンポーネントデザイン 四丁目ファクトリー
メーカー メビウスゲームズ
プレイ時間 15分
プレイ人数 2人、3人、4人、5人、6人