
ハスナちゃん

苦手な方はブラウザバック推奨です!




ショゴたん

どんなゲームなの?

人里離れた山奥に、窓ひとつない不氣味な、古びた館がある。
新たな訪問者を迎えるたびに姿を変えるその洋館には、 「ハコオンナ」 と呼ばれる怨霊が棲んでいるという。
小さな箱に詰め込まれ、生きて外へ出るこのなかった少女の霊。
彼女は館に迷い込んだ人間を、1人、またひとりと、より暗くて狭い所へ引きずり込んでいく、出口を探せ、生き延びるために。
ただし、物音を立ててはいけない、箱女はもう、すぐそばに、いる。
パッケージ裏より引用
ハスナちゃん
クトウさん

クトウさん
ショゴたん
ハスナちゃん
箱女VS訪問者

箱女(鬼)を見つけてしまったらアウトの逆かくれんぼなんです。

展開イメージ図はこんな感じです。
結構ガッツリ目の探索ボードゲームといった印象ですよね。
遊び方〜簡単にルール説明〜
訪問者の時間

イキノコルミチ(勝利条件)

勝利条件として、3つの手段が用意されています。
1:脱出


見事入手できれば、秘密の脱出口に到達することで脱出成功、勝利です。
2:討伐


3:供養



行動するためには物音トークンを積む


うまく積むことができれば、行動するこができます。

3つめのトークン、すごく難しそうだけど。
ハスナちゃん

箱女の時間に移ります。
クトウさん
ハスナちゃん

3つの行動

- 部屋を移動する
- 物陰を覗き込む
- アイテムを使う

アイテムやヒントを得ることができる一方で、無策で箱女がいる物陰を覗き込んでしまった場合即死するなど、ドキドキ感が強いです。

箱女の時間


ハコオンナ側の流れ
- STEP.1哭き叫ぶ自分の隠れている部屋を指差すかわりに山札(ハコオンナノチカラ)を一枚引きます。
- STEP.2チカラをセットする / 回収するチカラは2箇所にセット可能で、セットしてあったチカラを戻すか、新たにセットすることができます。
- STEP.3チカラを使う / 移動する(訪問者は目を閉じる)訪問者に見えないように、物陰から物陰へ移動を行います。 また、このタイミングで使用可能なハコオンナノチカラも使用可能です。
- STEP.4訪問者は目を開ける箱女の時間は終了し、物音トークンを崩した訪問者から、「訪問者の時間」を開始します。
情報量が多く、統一感のあるコンポーネント


物陰チップ

ハコオンナノチカラカード

箱女の時間に使用。
この時間の移動で、箱女は部屋移動を追加で行う(1部屋で移動を終えたり、全く移動を行わなくても構わない。)
この力は、手記チップが3つ以上開示されていなければ使えない。
(ツカウチカラにセットは可能)
印象的な世界観とメディアミックス
イラスト


作品の世界観を表現している、怖いのに美しいオカルトホラーが印象的です。
私はともだちと、少し変わったかくれんぼをして遊ぶ。
隠れている私が、鬼だ。
飽きたら、お食事会をする。
パパが作ってくれたのと同じ料理を食べる。
食べ終わったら、ともだちを待つ。
ここでいい子にしていれば、また新しいともだちが遊びにきてくれる。
ルールブックより抜粋
ドラマCD

キャストに子安武人さん、米澤円さん、鈴木裕斗さん他、豪華声優陣が参加しています。
小説

神秋昌史さん著の同世界観を踏襲したオリジナル作品です。
まとめ【評価 / レビュー】



誰が遊んでも楽しめるようにデザインされているわけではなく、しっかりボードゲーム的な思考を求められます。
基本的に、箱女側が強いアンバランスなデザインになっていますので、その余裕をしっかり利用し、あの手この手で訪問者側に恐怖を与えるようなプレイングをすると、とてもホラーなゲーム体験が楽しめます。

あれだけ話題になりましたから、ボードゲーム 初心者の方も遊んでみたいと思う方が多いでしょう。
経験者の方は、ぜひ優しく一緒に卓を囲んでレクチャーしてあげて欲しいゲームです。
初心者の方だけで遊び始める場合は、少し大変かもしれませんが、チャレンジの価値はある作品だと思います。
機会がありましたら、ぜひ遊んでみてくださいませ。

また別の記事でお会いしましょう!
関連する人気記事
おすすめの人気ボードゲーム41選【日本人ゲームデザイナー編】
こちらもおすすめ
スペック
タイトル | ハコオンナ |
ゲームデザイン | 江神号(EJIN研究所) |
メインイラスト | GENk |
開発元 | EJIN研究所 |
プレイ時間 | 45分 |
プレイ人数 | 3人、4人、5人 |
内容物
- マップタイル:9枚
- その他ボード:4枚
- カード類:26枚 (カードサイズ 88㎜×64㎜)
- 物陰チップ:49枚
- 物音チップ:1枚
- 物音トークン:5つ
- 封鎖トークン:1つ
- 訪問者コマ:4つ
- 説明書