

今回は、『ごいた カード』を例にしながら、『ごいた』という遊びをご紹介していきたいと思います。
それでは、さっそくまいりましょ〜う!
『ごいた』ってどんなゲーム?

ハスナちゃん
クトウさん


「日本ごいた協会」公認となっており、ルールの問い合わせにも「日本ごいた協会」が記載されていることから、安心して手を出せる用配慮されています。
ショゴたん
クトウさん

とは言っても、ルールは難しくないんです。
将棋の様な見た目から、色々な駒の動かし方を覚えなきゃいけないのかな? なんて連想される方もいるかもしれませんが、そんなこともなく。
ただ、かなり奥が深くてのめりこめます。
伊達に江戸時代から支持され続けているわけではありません。
それでは、さっそくゲームの紹介に入っていきましょう。
いきなりビックリするかもしれませんが……
遊び方〜簡単にルール説明〜

まず、「ごいた」のプレイ人数は4人です。
ショゴたん
クトウさん
ハスナちゃん

チーム戦を楽しむのが「ごいた」

クトウさん

ハスナちゃん

チーム戦と言えど、ルール自体はシンプルなんですよ。
まずは4人で座りましょう。
向かい合った人がチームメンバーになります。
メンバーが隣同士にならないように座ればOKです。
8枚の持ち札

使うカードは8種32枚です。
意外と少ないと思いませんか?
まず、4人全員が8枚を手札として受け取ります。
よくシャッフルして、ランダムに配布します。
手札のカードを出し切れば「あがり」となり、最後に出したカードの種類で得点が変わる、と覚えておいてください。
受けて攻めるかパスするか
事前に決めておいた親からゲームをスタートします。
親は、まず裏向きに伏せてカードを一枚場に出します。
そしてその下にもう1枚を、今度は表向きに場に出します。
この表向きに出したカードは、「攻め」のカードになります。
反時計周りに次の手番プレイヤーは、先ほどの「攻め」を、「受けて攻める」か「パスする」かで選ぶことができます。

「受け」たら「攻め」ます。ここは1セットと考えてください。
パスした場合は、そのまま次の手番プレイヤーに手番が移ります。
ひとつずつ見ていきましょう
①受けて攻める
受ける場合、原則的に同じカードを場に出すことで受けることができます。
そして、受けた場合は今度は自分が次の手番プレイヤーに「攻め」を行います。
手札から任意のカードを選んで「攻め」てみましょう。
攻められた手番プレイヤーは、先ほどと同じ様に、「受けて攻める」か「パスするか」の選択を行います。
では、パスするとどうなるのでしょうか。
②パスする

パスを選ぶと、即座に次の手番プレイヤーに手番が移ります。
前の人がパスしてる場合、どうなるーの?
ショゴたん

言いかえると、自分の前の人がパスした「攻め」が、そのまままわってきます。
ハスナちゃん

手札が全てなくなれば「上がり」

なので、8枚の手札は、4回カードを出せばなくなることになります。
手札がなくなれば、見事「上がり」です! 点数計算を行います。
最後に出したカードで得点が決まる


奥が深いごいた
王

ごいたでも、とても強い役割を持っています。
- ほぼ全てのカードを受けることができる。
- 上がるときのカードにすると得点が高い
ハスナちゃん

それは、「香」と「し」については受けることができないのです。
「香」は「香」で、「し」は「し」でしか受けられないということですね。
手役

基本的には、たくさん「し」を持っていると手役になる可能性があります。
6枚の「し」を持っていれば、「6し」という手役になり40点獲得、8枚持っていれば「8し」という手役になり、100点を獲得、と言った感じです。
ごいたの歴史
「ごいた」は、江戸時代に遊ばれていた「受け将棋」「芋将棋」「丸将棋」などを元に、19世紀の末に、宇出津の名望家 布浦清右衛門氏が考案したと伝えられる。
ルールブックより抜粋
ごいたの館

歴史や各種資料、関連グッズなど、ごいたにまつわるあらゆるものが展示されているんだとか。
『ごいた カード』のオススメポイント

視認性に配慮されたカードとトークン
そこをクリアするために、カードのてっぺんを見るだけでなんのカードかわかる様にデザインされているのです。
得点をカウントするトークンも完備です。
細かいところですが、より遊びやすくしたいという意図も伝わる素敵な配慮ですね。
ポイントを押さえた早見表
プレイヤーひとりひとりに、早見表が配られます。
プレイ中にど忘れした時にも安心ですし、そもそもがっつり全て暗記をする必要もないのでとっても便利です。
クトウさん
ハスナちゃん
まとめ【評価 / レビュー】

歴史ある遊びですので、知っていると少し「通な感じ」がするかもしれません。

勝ち抜けるためには残り何点必要だからあのカードで上がりたいなど、のめりこんでプレイできるはずです。
ハスナちゃん

相方の意向やねらいも汲み取れれば、より深い思考で楽しめると思います。

ここまでご覧頂き、ありがとうございます。
また、別の記事でお会いしましょう!
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タイトル | ごいた カード |
ルール・解説 | 草場純 |
筆字 | 内藤美知子 |
写真 | 佐野勝二 |
メーカー | アークライト |
プレイ時間 | 30分〜 |
プレイ人数 | 4人 |