『ごいた 』知っているとちょっぴり通? 日本の伝統的なゲーム

ニャルラ
ルルイエ屋根裏堂へようこそ!

この記事でご紹介させて頂きますのは、アークライトさんから発売中の『ごいた カード』です。

ニャルラ
江戸時代から遊ばれている伝統的なゲームです。

今回は、『ごいた カード』を例にしながら、『ごいた』という遊びをご紹介していきたいと思います。

それでは、さっそくまいりましょ〜う!

『ごいた』ってどんなゲーム?

能登伝承娯楽……って書いてあるわね。

ハスナちゃん

将棋のコマみたいなのも映っているであるな。

クトウさん

ニャルラ
ごいたは、石川県を発祥の地とする伝統ゲームで、将棋のコマを用いて楽しむ遊びなんです。

ニャルラ
今回ご紹介する『ごいた カード』は、コマをカード化することで、低価格での販売を実現した作品です。

「日本ごいた協会」公認となっており、ルールの問い合わせにも「日本ごいた協会」が記載されていることから、安心して手を出せる用配慮されています。

こういうのは気分的にありがたいーね。

ショゴたん

初めての「ごいた」でも安心ってことであるな。

クトウさん

ニャルラ
そうですね。

とは言っても、ルールは難しくないんです。

将棋の様な見た目から、色々な駒の動かし方を覚えなきゃいけないのかな? なんて連想される方もいるかもしれませんが、そんなこともなく。

ただ、かなり奥が深くてのめりこめます。

伊達に江戸時代から支持され続けているわけではありません。

それでは、さっそくゲームの紹介に入っていきましょう。

いきなりビックリするかもしれませんが……

遊び方〜簡単にルール説明〜

ニャルラ
さてさっそく遊び方ですけれど。

まず、「ごいた」のプレイ人数は4人です。

えっ

ショゴたん

将棋のイメージで、2人かと思っていたのである

クトウさん

あたしも

ハスナちゃん

ニャルラ
しかもですね。

チーム戦を楽しむのが「ごいた」

ニャルラ
2人対2人の、ペア戦を楽しむ伝統ゲームなんです。

想定外である。

クトウさん

ニャルラ
私も、初めて知った時は結構驚きました。 やっぱり将棋の先入観が強くて……
遊び方もだいぶ違うんでしょうね

ハスナちゃん

ニャルラ
そうですね。

チーム戦と言えど、ルール自体はシンプルなんですよ。

まずは4人で座りましょう。

向かい合った人がチームメンバーになります。

メンバーが隣同士にならないように座ればOKです。

8枚の持ち札

 

ニャルラ
紹介はカード版なので、カードで説明しますね。

使うカードは8種32枚です。

意外と少ないと思いませんか?

まず、4人全員が8枚を手札として受け取ります。

よくシャッフルして、ランダムに配布します。

手札のカードを出し切れば「あがり」となり、最後に出したカードの種類で得点が変わる、と覚えておいてください。

受けて攻めるかパスするか

事前に決めておいた親からゲームをスタートします。

親は、まず裏向きに伏せてカードを一枚場に出します。

そしてその下にもう1枚を、今度は表向きに場に出します。

この表向きに出したカードは、「攻め」のカードになります。

反時計周りに次の手番プレイヤーは、先ほどの「攻め」を、「受けて攻める」か「パスする」かで選ぶことができます。

ニャルラ
受けた場合は、さらに自分の次の手番プレイヤーに「攻め」を行います。

「受け」たら「攻め」ます。ここは1セットと考えてください。

パスした場合は、そのまま次の手番プレイヤーに手番が移ります。

ひとつずつ見ていきましょう

①受けて攻める

あなたは、「金」のカードで攻められています。

受ける場合、原則的に同じカードを場に出すことで受けることができます。

そして、受けた場合は今度は自分が次の手番プレイヤーに「攻め」を行います。

手札から任意のカードを選んで「攻め」てみましょう。

攻められた手番プレイヤーは、先ほどと同じ様に、「受けて攻める」か「パスするか」の選択を行います。

では、パスするとどうなるのでしょうか。

②パスする

ニャルラ
では、私はパスします。

パスを選ぶと、即座に次の手番プレイヤーに手番が移ります。

ボクの番だーね。

前の人がパスしてる場合、どうなるーの?

ショゴたん

ニャルラ
前の人がパスしていたら、さらにその前の人の「攻め」を受けるかパスするかで選びます。

言いかえると、自分の前の人がパスした「攻め」が、そのまままわってきます。

なるほどね。

ハスナちゃん

ニャルラ
基本的に、この繰り返しを誰かの手札がなくなるまで続けていきます。

手札が全てなくなれば「上がり」

ニャルラ
カードを出す時は、受けて攻めるので、2枚ずつ出していくことになりますよね。

なので、8枚の手札は、4回カードを出せばなくなることになります。

手札がなくなれば、見事「上がり」です! 点数計算を行います。

最後に出したカードで得点が決まる

 

ニャルラ
例えば、こんな感じです。

ニャルラ
ペア戦なので、2人の得点合計が150点を越えたら勝利です。

奥が深いごいた

ニャルラ
将棋では、取られたら負けの「王」

ごいたでも、とても強い役割を持っています。

  • ほぼ全てのカードを受けることができる。
  • 上がるときのカードにすると得点が高い

ほぼ全てってことは?

ハスナちゃん

ニャルラ
はい。 強い「王」ですが、弱点も存在ます。

それは、「香」と「し」については受けることができないのです。

「香」は「香」で、「し」は「し」でしか受けられないということですね。

手役

ニャルラ
ごいたには、「手役」という概念があります。
これは、カードを配られた時に、その内容が条件を満たしていれば、その場で得点を得ることができます。

基本的には、たくさん「し」を持っていると手役になる可能性があります。

6枚の「し」を持っていれば、「6し」という手役になり40点獲得、8枚持っていれば「8し」という手役になり、100点を獲得、と言った感じです。

ごいたの歴史

「ごいた」は、江戸時代に遊ばれていた「受け将棋」「芋将棋」「丸将棋」などを元に、19世紀の末に、宇出津の名望家 布浦清右衛門氏が考案したと伝えられる。

ルールブックより抜粋

ごいたの館

ニャルラ
ごいたの聖地とも言うべき施設が、宇出津港に面した場所 にあるそうです。

歴史や各種資料、関連グッズなど、ごいたにまつわるあらゆるものが展示されているんだとか。

参考 ごいたの館能登ごいた保存会

『ごいた カード』のオススメポイント

ニャルラ
せっかくなので、今回ご紹介している『ごいた カード』についてももう少し触れておきましょう。

視認性に配慮されたカードとトークン

 

手元で広げて持つと、重なり合ってパッと見でなんのカードか分からなくなります。

そこをクリアするために、カードのてっぺんを見るだけでなんのカードかわかる様にデザインされているのです。

得点をカウントするトークンも完備です。

細かいところですが、より遊びやすくしたいという意図も伝わる素敵な配慮ですね。

ポイントを押さえた早見表

プレイヤーひとりひとりに、早見表が配られます。

プレイ中にど忘れした時にも安心ですし、そもそもがっつり全て暗記をする必要もないのでとっても便利です。

「受ける」ことは、「切る」とも言うのであるな。

クトウさん

なによちょっとカッコいいじゃない。

ハスナちゃん

まとめ【評価 / レビュー】

ニャルラ
ざっくりではありましたが、「ごいた」について、興味を持つきっかけになっていれば嬉しいです。

歴史ある遊びですので、知っていると少し「通な感じ」がするかもしれません。

ニャルラ
ゲームも遊ぶほどに、パスの上手な使い方や、相手の上がりを阻止するプレイなど、戦略的に楽しめるようになっていきます。

勝ち抜けるためには残り何点必要だからあのカードで上がりたいなど、のめりこんでプレイできるはずです。

ペア戦っていうのもイイわよね。

ハスナちゃん

ニャルラ
そうですね。

相方の意向やねらいも汲み取れれば、より深い思考で楽しめると思います。

ニャルラ
遊び方自体は簡単だけれど、とっても奥が深い、 そんな「ごいた」のご紹介でした。

ここまでご覧頂き、ありがとうございます。

また、別の記事でお会いしましょう!

タイトル ごいた カード
ルール・解説 草場純
筆字 内藤美知子
写真 佐野勝二
メーカー アークライト
プレイ時間 30分〜
プレイ人数 4人