
この記事では、アークライトさんから発売中の2人専用カードゲーム『ファミリア』をご紹介させて頂きます!
取り上げさせて頂くバージョンは、第2版です。

クトウさん

カッコいい!
ショゴたん
ハスナちゃん

ポケモン風に言うと、野生のマフィアをたくさんゲットしていきます。
より強いマフィアンをたくさんゲットした方の勝ち! ですね。
ハスナちゃん

どんなゲームなの?
プレイヤーは、互いにライバル同士のマフィアのギャングになります。
そして、名門(ファミリア)、仕切り屋(アカウンタンツ)、愚連隊(プルーツ)、傭兵団(マーシナリーズ)という4つのファミリーから構成員をスカウトして、自分の組織を充実させようとします。
各ファミリーのメンバーは、それぞれ特殊能力を持っています。
それを考慮して各ファミリーから構成員をスカウトするのが勝利への近道です。
相手よりもうまくファミリーの特殊能力を使いこなしたプレイヤーが、「ゴッドファーザー」としてゲームに勝利します。
ルールシートより引用

ハスナちゃん
クトウさん
ハスナちゃん

その辺りをゲームにしたのが、この『ファミリア』なんです。

4つのファミリーがあり、そこからメンバーを引き抜いていきます。
「仕切り屋(アカウンタンツ)」
「愚連隊(ブルーツ)」
「傭兵団(マーシナリーズ)」
「名門(ファミリア)」

人を集めるんですけど、拡大再生産ゲームと言えなくもないですね。
遊び方〜簡単にルール説明〜

- ストリート
- 組事務所
- 手札

使用されたマフィアカードは疲労するため、組事務所ゾーンに移動し待機状態になります。
これがざっくりとした流れです。
クトウさん

ストリートのマフィアは山札からどんどん補充されていきますが、この山札が2回なくなった時、手札と組事務所にいるマフィア全員の合計得点数が高いプレイヤーの勝利となります。
ショゴたん

獲得したいマフィアのランクのひとつ下のランクのマフィアを手札から2枚使用することで、ストリートから獲得することができます。
かつ、その2枚は、獲得したいマフィアと同じファミリーのマフィアを使用しなくてはいけません。
ランク0のマフィアであれば、コストなしで獲得することができます。

手番の流れ
- STEP.1ストリートの補充(任意)
ストリートにランク0のカードがなく、他に欲しいカードもない場合、ストリートに公開されているカードを1枚捨てて、山札から新たにカードを1枚めくり、公開することができます。
条件さえクリアしていれば、何回でも補充することができます。
あと、この新しくめくられたカードは「新参者」と呼びます。
- STEP.2組事務所から手札へカードを復帰(任意)
基本的に使用できるのは手札のカードだけで、組事務所のカードは待機状態となり使用することはできません。
この組事務所のカードを手札に復帰させることができます。
この手順を実行する場合、手札から「仕切り屋(アカウンタンツ)」のカードを使用します。
使用した「仕切り屋(アカウンタンツ)」のランクの数だけ待機状態のカードを手札へ復帰させ、同じ枚数の手札のカードを組事務所へと移します。
ニャルラ
要は、手札と組事務所の入れ替えを行うことができるのです。今使いたいカードを手札へ復帰させ、今必要ではないカードを代わりに組事務所へ送り待機状態にします。
その名の通り、メンバーの活動可能状態を仕切るわけです。
- STEP.3ストリートのカードのランクを下げる(任意)
ストリートのカードを1枚選び、そのカードのランクを下げることで獲得しやすくします。
この手順を実行する場合、手札から「愚連隊(ブルーツ)」のカードを使用し組事務所に移動させます。
使用した「愚連隊(ブルーツ)」のランクの数だけ選んだストリートのカード1枚のランクを下げることができます。
ニャルラ
まさに力のギャング。相手を脅して萎縮させ、勧誘しやすくするイメージですね。
- STEP.4ギャングカードの獲得
いよいよストリートのカードの獲得の手順です。
選んだストリートのカードと同じグループかつランクがひとつ低いカードを手札から2枚使用することで、ストリートのカードを獲得し手札に加えます。
使用した2枚の内、1枚は手札に戻し、1枚は組事務所に移動させます。
実質、手札の増減は0ですね。
ここで効果を発揮するのが「傭兵団(マーシナリーズ)」です。
彼らは、自分とは違うファミリーのカード獲得にも使用することができます。
ニャルラ
お金を積まれればなんでもする傭兵団。違うファミリーの代わりだってなんだってします。
- STEP.55,相手の手番へこうしてお互いにギャングをストリートからスカウトしていきます。
ゲームの終了

ちなみに、山札がなくなった1回目は、捨て札をシャッフルして2回目の山札とします。

彼らは、手番中に使用できる特殊効果はありませんが、得点が高く設定されているのです。

以下の各ファミリーにはそれぞれ特殊な使用方法があるので、これらを活かしながらたくさんのマフィアをストリートからスカウトしていくことになります。
- 「仕切り屋(アカウンタンツ)」:使用可能、不可能を入れ替え
- 「愚連隊(ブルーツ)」:獲得したいカードのランクを下げる
- 「傭兵団(マーシナリーズ)」:カード獲得時のコストを肩代わり
- 「名門(ファミリア)」:得点が高い
まとめ【評価 / レビュー】

手札と組事務所のメンバーの管理をしながら、ストリートの有力なギャングをスカウトしていく、そんなマネジメントが楽しめます。
相手から直接的に邪魔をされたりすることもないので、コツコツと上手にカードを回して組織を拡充させていきましょう。

ただ渋いです。
「これをしよう」「上手にできた」がコツコツ積み重なるので、地味に楽しく中毒性はあります。
そう、地味に楽しいゲームなんです。
名作たるやこんな感じなんでしょうかね。

1人プレイ用ルールも配布されているので、こちらも楽しんでもらえると思います。
思いますが、めちゃくちゃ難易度が高い印象です。
カードのリソースまわしに自身ニキの方はぜひそちらもチャレンジしてみてください!
クリアできるの?
ハスナちゃん


また別の記事でお会いしましょう!
ハスナちゃん
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スペック
タイトル | ファミリア 第2版 |
ゲームデザイン | フリードマン・フリーゼ |
グラフィック&レイアウト | マウラ・カルスキー / フレデリク・ベルトランド |
発売元 | アークライト |
プレイ時間 | 30分 |
プレイ人数 | 2人 |
内容物
- カード:60枚(カードサイズ 56㎜ × 100㎜)
- ルールシート