2人で楽しむ10分の頭脳戦『エレメンツ』

今回ご紹介するゲーム『エレメンツ』は、2人専用のカードゲームです。

ボードゲームの本場であるドイツの会社、ペガサスシュピーレ社より発売されました。

実はこのゲーム、日本人がゲームデザインを手がけたゲームなのです。

『エレメンツ』は、日本で頒布されていた『クメル(Khmer)』というゲームをオリジナルとして、ペガサスシュピーレ社によってリメイクされた作品となります。

そして日本のアークライト社により日本語化され、『エレメンツ 完全日本語版』が国内流通しています。

逆輸入版とでもいいましょうか。それだけ日本や世界で高く評価されたゲームということなんですね。

そんなオリジナル版『クメル(Khmer)』を世に送り出したのは、関西で活躍中の「賽苑」という制作チーム。

『クメル(Khmer)』以外にも洗練されたゲームを多数発表し、人気、実力ともに注目を集めるチームです。

それでは、さっそく『エレメンツ』をご紹介いたしましょう。

使うカードは16枚! 数字の合計値をあやつる頭脳戦!

カードには1,2,3,4,5,6のいずれかが記されています。この数字の合計値が勝敗を分けるのです。

よくシャッフルして、お互いに6枚ずつを受け取り、手札とします。

余った4枚は、この勝負では使用しません。

手札は相手に見せないでくださいね。

使わない4枚も、オモテ面は見ないでください。

自分のカードの合計値を相手のカードの合計値よりも高く、そして場札の合計値よりも低くする

「手札」から場に出すことで、そのカードは「場札」となります。

これで、場札の合計値が上がります。反対に、あなたの手札の合計値は下がりましたね。

「場札」から引き取ることで、あなたの「持ち札」となります。

この持ち札も、あなたのカードとして合計します。

つまり、場札の合計値は下がりましたが、あなたのカードの合計値が上がりました。

「6」のカードは、手札から捨てることができます。

捨てたカードは、「場札」にも「持ち札」にもなりません。

今回のゲームからは除外されます。

場札として出すわけではないので、場札の合計値は上がりません。

そしてあなたのカードの合計値は下がります。

注意
手札から捨てることができるのは、「6」のカードだけです。

ここぞのタイミングで、相手に勝負を申し込むことができます。

お互いに1枚ずつカードを出したり、引き取ったり捨てたりしながら、「場札」、「手札」と「持ち札」の合計数値を調整していきます。

準備が整った、勝てる! と思ったら、カードのプレイ(数値の調整)を行わずに、相手に勝負を申し込みましょう。

勝利条件は2つです。

1、「あなたの手札」と「あなたの持ち札」の合計数値が、場札の合計数値以下であること。

もちろん、勝負を挑んだ時に「あなたの手札」と「あなたの持ち札」の合計数値が、場札の合計数値を超えていた場合、即・負けです。見間違い、計算違いにご注意!

2、「相手の手札」と「相手の持ち札」の合計数値よりも、「あなたの手札」と「あなたの持ち札」の合計数値が高いこと。

「あなたの手札」と「あなたの持ち札」の合計数値が、場札の合計数値以下であることを相手に確認してもらったら、相手に手札をオープンしてもらいましょう。

「あなたの手札」と「あなたの持ち札」の合計数値が、「相手の手札」と「相手の持ち札」の合計数値よりも高ければ見事勝利です。

例えば・・・

この場合、「あなたの手札」と「あなたの持ち札」の合計数値は、場札のカードの合計数値以下です。そして「相手の手札」と「相手の持ち札」の合計数値よりも高くなっています。

これで見事勝利です!

勝利したら星トークンを2つ受け取ってください。

ゲームを何回か行って、6個の星トークンを先に手に入れることを目指します。

実は降参することもできます。この場合、降参させた相手は星を1つ手に入れます。

降参できるタイミングは、まだ勝負を申し込んでも申し込まれてもいない時です。

勝ち筋がどうしても見えないとき、降参してしまうことで、相手が得る星の数を2つから1つに減らせる、ということですね。

迫力の大判カードはデカい! かたい! 強い!

既存のボードゲームやカードゲームで使用するカードと比較すると、『エレメンツ』のカードは大きめです。

カード自体の視認性も良く、美しいイラストも大きく楽しむことができます。

写真では伝えにくいのですが、『エレメンツ』のカードは厚く、かたいです。板で遊んでいる、とまではいかないものの、「カードゲーム」とはまた違ったわくわくを感じました。

2人で遊ぶ時は、2人専用のゲームがいい!

2人専用なので、遊ぶシチュエーションは限られるかもしれません。3人や4人では遊べないですからね。

でも、2人専用にデザインされたゲームは、2人で遊ぶ時に最適化されています。2人ならではの楽しさをめいっぱい感じられると思います。

お友達が全員集まるまでの待ち時間や、恋人と過ごす時間、親子で過ごす時間、2人になった時の過ごし方の選択肢に、どうですか?

タイトル エレメンツ 完全日本語版
デザイン team SAIEN(賽苑)
メーカー アークライト
プレイ時間 10分~20分
プレイ人数 2人