
ショゴたん

しかも、完全オリジナルな作品ではなくて、元々あった人気ゲームにクトゥルフテーマをのせた作品になります。
その作品は、『スターレルムズ』っていう宇宙テーマのカードゲームなんですけど、人気があるわりに入手難易度が高くてですね。

クトウさん

「デッキ構築型ゲーム」なので、このジャンルがお好きな方は特に要チェックですよ〜。

どんなゲームなの?
クトゥルフが目覚めようとしている!
そしてそれを歓迎するように、名状しがたい恐るべきその邪神の仲間たちが次々とその正体を現し始めた。
あなたは最後まで正気を保っていられるだろうか。
それとも……。

ただ、クトゥルフ神話系のゲームって、結構重厚な感じの作品が多いんですけど、『クトゥルフ・レルムズ』に関しては、オリジナルの作品が爽快感のあるカードゲームだったせいもあって、とってもライトな作品に仕上がっています。
SAN値の削りあい

互いに攻撃しあって、SAN値が0になったプレイヤーから脱落していきます。
カードをプレイすることでSAN値を削る


何より、ド派手ですね。
自分のデッキを戦いながら作る『デッキ構築型カードゲーム』

『クトゥルフ・レルムズ』にも採用されている「デッキ構築型」というシステムは、戦いながらデッキを組み上げていきます。

以降は、プレイ中にカードを獲得する手順があるので、使いたいカードをゲットしてデッキを強化しながら、ゲームで戦っていきます。
遊戯王などのカードゲームを遊んだことのある方なら分かるかと思うのですが、デッキを作るのって、結構楽しいんですよね。
その工程さえ、ゲームに取り込んでしまおうというのが、この「デッキ構築型ゲーム」なのです。
遊び方〜簡単にルール説明〜

かつ、いっぺんに処理していくのが特徴です。
手番の流れをざっくりこんな感じになります。
手番の流れ
- STEP.1手札を好きなだけプレイするここで、相手への攻撃やカードの獲得が発生します。
- STEP.2残った手札とプレイしたカードを捨て札にする一部のカードには場に残る例外効果もあるのですが、基本的に、プレイしたカードや使わなかった手札を全て一度捨て札の山に捨てます。
- STEP.3デッキから5枚のカード引き手札にする。手番の最後に、次の手番に向けて手札の補充を行います。
デッキからカードを引くのですが、枚数が足りなければ、直ちに捨て札をシャッフルして新しいデッキとして再構築します。

カードの効果を使用する

カードは手番中に何枚でもプレイすることができ、「プレイされている」カード効果の使用は、好きなタイミング、好きな順序で処理することができます。

効果には、相手のSAN値を削るものやカード獲得のための魔力を捻出するもの、山札からさらにカードを引くものなど多彩に用意されています。
カードの獲得

欲しいカードの獲得コスト分、この魔力を消費して、全員の共通のカード獲得ゾーンから、任意のカードを獲得することができます。

獲得してすぐに使用できるわけではない、ということですね。 次に捨て札をシャッフルして山札を再構築する際に、デッキに組み込まれるわけです。
カードの種類と効果

- 「存在」
- 「遺物」
- 「場所」

「遺物」カテゴリーは便利なアイテムカード
「場所」カテゴリーは建物として、プレイヤーを攻撃から守ってくれる役目を果たします。

それぞれが多彩な効果を持っていて、プレイしたカードの中から好きな順番で適用していくことができます。
代表的なのは以下です。
正気度アイコン

プラスの数字であれば回復、マイナスの数字であればダメージを与えます。
手札アイコン


呪文アイコン

複数のカードから発生させ、その魔力を合計すれば高コストのカードも獲得できます。
カードの獲得は、カードをプレイ中であれば、いつ行なってもかまいません。

カードの色と効果の傾向

ざっくりと系統わけされており、回復を得意とする色、手札の補充を得意とする色など、特徴わけがされています。

こういったコンボを使用していくためには、なるべく同じ色のカードを集めてデッキを組んだ方が、効率的にカードアイコン効果を使用していくことが可能です。
まとめ【評価 / レビュー】

なにより、自分で欲しい効果のカードを集めて組んだデッキなので、やりたいことをどんどんできる、計算通りにデッキがまわっているという感覚は、代え難いものがります。

このTMGさん、個人的な印象ではハズレメーカーというか、ヒット作があまりない印象がありました。
日本オリジナルブランドとしてKOI GAMESなるブランドを立ち上げ大爆死したのも記憶に新しく、正直、『スターレルムズ』と『クトゥルフ』という2大タイトルをどうクソゲーにしてしまうのか、おっかなビックリの購入でしたが、心配は杞憂でした。

正直、見直すほど面白いゲームに仕上げていました。
他にも楽しいゲームがちらほらありそうなので、食わず嫌いしないでしっかり探してみようと思います。
とりあえず、『クトゥルフ・レルムズ』に関しては間違いなくオススメできるゲームですので、機会があればぜひプレイしてみてください!

また別の記事でお会いしましょう!
ハスナちゃん
関連する人気記事
手軽に楽しめるクトゥルフ神話系ボードゲーム4選
こちらもおすすめ
スペック
タイトル | クトゥルフ・レルムズ |
ゲームデザイン | ダーウイン・カッスル |
イラスト | ロブ・ランディ |
発売元 | アークライト |
プレイ時間 | 25〜45分 |
プレイ人数 | 2人〜4人 |
内容物
- カード:112枚(88㎜ × 63㎜)
- プレイヤーシート:4枚
- 正気度トークン:4個