

ショゴたん

そしてその歴史もなかなかに輝かしい。
『あやつり人形のあゆみ』
『あやつり人形』は、2000年の発売当初、現代の偉大なカードゲームのひとつとして広く評価されました。
その評価は数年でさらに高まり、過去10年半の間に25の言語版、そしてさまざまな形状のパッケージで発売されました。
ルールブックより抜粋
タイトルもパッケージも、ちょっとお堅い印象があるのよねー。
ハスナちゃん

ただ遊んでみると、建物を建てていく楽しさに加えて絶妙な心理戦も展開される、まぁ間違いない面白さのゲームです。

バージョンも新しくなっていますので、旧版との比較も含めて、この機会にご紹介させてください。
ショゴたん

旧版、新版、クラシックの違い

新版への追加要素


これは、14種の特殊カードと10人のキャラクターカードで構成されたものです。
『あやつり人形 新版』にはもちろん『ダークシティ』も同梱済みです。
※バランス調整のためか、若干内容が変わっています。
シンプル版のクラシック

オリジナル版と考えても良いかと思います。

遊び方に応じて選んじゃいましょう

箱サイズの変更について

中身も空洞がかなりありますので、俗に言う空気運んでるってやつですね。
ハスナちゃん


同じ型を使用した方が当然コストは下がりますからね。

『あやつり人形』の版元であったFFGさんも、アスモデさんに吸収されてしまったようなので、内部で色々方針も変わったのでしょう。
ショゴたん

『あやつり人形』の世界観とゲームの目的

それでは、『あやつり人形』のゲーム紹介にうつりましょう。
王様にふさわしい立派な中世都市を建設しよう!
その王国は今、建築の専門家「マスタービルダー」を求めていた。
あなたはその魅惑的なポストに群がる者たちのひとりです。
選抜試験をクリアするため、あなたは誰よりも華々しい中世の都市を建設して見せ、その能力を証明しなければなりません。
そうした都市を建設するために、あなたはさまざまな人物に協力を仰がなければならないでしょう。
ライバルたちの足を引っ張るために盗賊を雇って彼らの資金を奪いますか?
それとも素早く何区画も建築する建築家を頼りますか?
ルールブックより抜粋
ショゴたん
ハスナちゃん
王国内のさまざまな有力者の協力を得る

都市の建築を進めるにあたって、さまざまな有力者の力を借りていくことになります。

勝利条件は都市づくりへの貢献度の高さ

この建築物がそのまま都市への貢献度となり、その高さで勝敗を決します。
……マスタービルダーを。
ハスナちゃん

遊び方をざっくり
初期手札

キャラクターを選ぶ
自分のところに束がまわってきたら、力を借りたいキャラクターを手元に抜きます。
誰が何のカードを抜いたかはわからないのですが、自分にカードの束が回ってきたときに、減っているカードは誰かが持っている可能性が高いということになります。

野球のドラフト会議をイメージするとピンとくるかもしれません。
読み上げられたキャラクターから手番を行う

ここからは、親が「1」から順番にキャラクター名を読み上げていきます。
現在使用中のキャラクターは、タイルで表示されていますので、暗記する必要はありません。
まずは金貨か建物カードのどちらかを獲得することができます。 金貨なら2つ。
建物カードなら、建物カードデッキから2枚引いて、好きな方を1枚獲得します。

後ほど詳しくお話します。
そして、このラウンドを繰り返していきます。
7つの建物を誰かが建てたらゲーム終了

建物の建築コストはそのまま得点になる他、はじめに7つ目の建物を建てた人などにボーナス得点が入ったります。
キャラクターカードの効果


対象のキャラクターひとりを暗殺してしまいます。
ハスナちゃん

ショゴたん

大ボリュームなので何度も楽しめる
キャラクターは27人

一度のゲームで使用するのは8枚なので、色々な組み合わせで楽しめるわけです。
ハスナちゃん
特殊な建物も存在

例えば、手札に所持していることで、ゲーム終了時に得点化される「隠し金庫」や、強制的にキャラクターカードを入れ替える「劇場」などです。

まとめ


遊び方を覚えても、勝ち方が定まってしまうこともなく、使用するカードの組み合わせ次第で、一期一会なゲーム体験ができます。

また、別の記事でお会いしましょう。
ハスナちゃん
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タイトル | あやつり人形 新版 完全日本語版 |
ゲームデザイン | ブルーノ・フェイドゥッティ(Bruno Faidutti) |
キャラクターイラスト | ANDREW BOSLEY |
パッケージイラスト | SIMON ECKERT |
メーカー | アークライト |
プレイ時間 | 10〜60分 |
プレイ人数 | 2人,3人,4人,5人,6人,7人,8人 |