『アサシン クリード オデッセイ』【評価 / レビュー】

ニャルラ
ルルイエ屋根裏堂(@Rlyeh_yaneurado)へようこそ!

この記事では、UBIソフトさんから発売中の『アサシン クリード オデッセイ』をご紹介させていただきます!

ニャルラ
私、結構アクションゲームが好きなのですけど、隠れてたところから敵を一方的にやっつける、みたいなのが特に好きなんですよね。
字面だけ見るとすごい嫌なやつね。

ハスナちゃん

ニャルラ
あと、オープンワールドも好きですし、装備をどんどん更新してっていうのもすごく好きで。
ニャルラ
ずっと同じ世界でとことん楽しみたいなと思っていた私に、ぴったりのゲームがあったんです。
それが『アサシン クリード オデッセイ』であるか。

クトウさん

ニャルラ
前作、『アサシン クリード オリジンズ』もプレイ済みなんですけど、これがすごい大当たりだったんです個人的に。


部屋にこもって出てこなかった時期のやつだ。

ハスナちゃん

ニャルラ
すごいハマりようでしたからね。

『オデッセイ』は、『オリジンズ』のシステムをだいぶ引き継いでいるとのことだったので、もう安心して遊び始めたわけです。

で、どうだったーの?

ショゴたん

ニャルラ
これがまたものすごい大当たりでした。
ストライクゾーン広すぎるのよ、ニャルラ。

ハスナちゃん

でもたまにハズレ掴んで凹んでるよーね。

ショゴたん

ニャルラ
そういうのは記事にしない方針です!
今回は『オデッセイ』を紹介してくれるのであるか。

クトウさん

ニャルラ
いいですか!

長くなるので先にお手洗いは済ませてくださいね!

いや途中でも行かせろよ。

ハスナちゃん

歴史の中で暗躍した者たち

ニャルラ
アサシンと言えば、「暗殺」です。 『アサシンクリード』シリーズは、この暗殺者たちが歴史にどう介入してきていたのかをテーマにしたフィクション作品です。


ニャルラ
作品自体は、アクションゲームの形をとっていることがほとんどで、相手に気づかれないように敵を「始末」する爽快感と緊張感をコンセプトにしているようです。

『メタルギアソリッド』みたいな感じであるか?

クトウさん

ニャルラ
そうですね。

大枠で言えば、ステルスアクションと言うことで、似たところもあると思います。

ニャルラ
本作『オデッセイ』では、そのシリーズの最古の物語を描いており、古代ギリシャ時代を舞台としています。

ニャルラ
主人公は傭兵として各地を放浪し、戦争真っ只中の時代で頭角をあらわしていきます。

神殿や砦に忍び込んでの要人暗殺や妨害工作を請け負っていくのです。

暗殺の緊張感と交戦の豪快さを堪能できる

『アサシンクリード オリジンズ』の戦闘は、大きく分けて「暗殺」と「交戦」に分けることができます。

 

気づかれずに敵を始末する「暗殺」

ニャルラ
シリーズの醍醐味である暗殺は、慣れてくると、砦に忍び込んで10人以上を誰にも気づかれずに全員始末するといった芸当も可能になります。

相手側、ずさんじゃない……?

ハスナちゃん

ニャルラ
バレないように死体を隠したり 物音を立てて、様子を見に来させることで集団から孤立させて始末するといった様々な手法が用意されているんですよ。

ニャルラ
忍び込む前に人員の配置を探ったり、作戦を立てたりすることも楽しく、ある種美しさすら感じる「仕事」をすることも可能です。

正面から殴り合う「交戦」

敵に気づかれた場合を含め、相手に自分が認識されてしまえば、戦闘になります。

距離を置いて身を隠し、再度暗殺の機会を伺っても良いのですが、この主人公、普通に戦ってもとても強いのです。

 

ニャルラ
“傭兵”ですからね、腕っ節にも自信ニキなわけです。

扱える武器は剣だけでなく、斧や槍、棍棒など多彩で、スキルも豊富です。

ニャルラ
武器に炎や毒を纏わせるスキル、10連以上の流れるようなコンボを叩き込むスキルなど、見ていて惚れぼれするような闘士っぷりです。

スキルが揃ってくると、相手陣地に入り口から入っていって突然無双しはじめるなんてことも可能です。

……暗殺いる?

ハスナちゃん

ニャルラ
そこは好みでしょうかねぇ。

やっぱり気づかれずに敵を暗殺するのも独特の魅力がありますし、ある程度人数を減らしてから敵の前に登場することもできますしね。

ニャルラ
必死に増援を呼ぶ敵に、「もうお前しかいないよ」って。
性格悪いわね。

ハスナちゃん

大規模戦戦闘

世界はふたつの大国による戦争の真っ只中です。

主人公は、様々な地域で発生する大規模戦闘に参加することができます。

 

ニャルラ
無双系かと見紛う質量の戦闘を楽しむことができます。

どっちかに味方するってこーと?

ショゴたん

ニャルラ
そうですね。

ただ、どっちに加勢しても良いですし、毎回違う方に加勢しても怒られません←

自分らしく、ゲーム体験をカスタマイズできる

ニャルラ
ゲームで遊ぶ時間、その時間は、もちろん他の事でも楽しんだりすることができるわけです。

娯楽は色々あるもんーね。

ショゴたん

ニャルラ
ですので、せっかく遊ぶのであれば、その時間をより満足できる時間にする、良い思い出になるように楽しむ、そんなことを意識的に考えても良いと思うのです。

ゲームであれば、難易度を自分の実力以上に設定してストイックに楽しむですとか、易しく設定してサクサク楽しむですとか。

ニャルラ
本作では、難易度の調整はもちろん、主人公の性別やプレイモードも変更することができます。

さらに、直面する様々な選択がストーリーに影響し、展開を変化させていくのです。

プレイスタイルを自分に合わせる

主人公は性別を選べる

ニャルラ
選ばなかった性別の主人公は、結構衝撃的な感じでゲーム内に登場します。
内緒であるか?

クトウさん

ニャルラ
調べればいくらでも出てくるでしょうけど、内緒です。

難易度も変更OK!

  • イージー
  • ノーマル
  • ハード
  • ナイトメア
ニャルラ
私は1周目をノーマル、2週目をハードで楽しんでいます。

探索モードで未知との遭遇

従来の方式だと、マップ内に何かイベントがあることをアイコンで示してくれるんです。

 

 

『オデッセイ』での新要素として、このアイコンを表示させない、「探索モード」を選ぶことができます

真っさらなマップになるんだーね。

ショゴたん

ニャルラ
そうです。

何かあるかは行ってみないと分かりません。

私は、1週目を「探索モード」でプレイしました。

広大なマップ内をお散歩するのも楽しいですし、何かしらのイベントが不意に起こるので、冒険感強くて良かったです。

2週目は通常モードで遊んだの?

ショゴたん

ニャルラ
はい!

なぜなら、大量の「?」マークを次々にクリアしていく、という感覚を楽しみたかったからです。

好みで選ぶと良さそうであるな。

クトウさん

出会う選択肢の数々

シリーズではじめて、会話や行動に選択肢が採用されました。

 

行きますか? 行きませんか? みたいな?

ハスナちゃん

ニャルラ
そうですね。

敵を見逃すかどうかなど、結構ちょくちょく出てきます。

ストーリーにも影響するのであるか?

クトウさん

ニャルラ
しますね。

エンディングも変化します

ニャルラ
他にも、奇病の子供の処遇をどうするかによっては、ひとつの島が滅びたりします
結構パンチあるわね。

ハスナちゃん

ニャルラ
全然想定していない結果になったり、結果を目の当たりにするのはずいぶん経ってからだったりと、まさに本物の人生のようです
なんかあったーの?

ショゴたん

ニャルラ
選択肢があるたびに攻略サイトを見るのではなく、自身の信念を持って選択していって、その結果を感じて欲しいですね
もしかして良いこと言ってる?

ハスナちゃん

ニャルラ
……常にですけど?

スキル獲得は何を優先していくか

敵を静かに始末していく暗殺と、豪快に敵をなぎ倒していく交戦、さらに、弓での遠距離攻撃が可能です。

 

これらが3つのカテゴリー、「アサシン」「ウォリアー」「ハンター」に系統分けされ、それぞれのスキルをレベルアップさせていくことができます。

 

ニャルラ
レベルが上がってくれば、3つの系統から満遍なくスキルを獲得して楽しむことができますが、序盤は特に、どこかのカテゴリーを優先して育てていった方が火力的にも有利になっていきます。

ニャルラ
スキルポイントを割り振ってスキルをレベルアップしていく形式ですが、ポイントは手軽にリセットして振り直しができるので、たまたま手に入れた強い武器に合わせて振り直してみたり、自由度は高いです。

総プレイ時間が見たくなくなる程の大ボリューム

3本の柱を持つメインストーリー

ニャルラ
ストーリーにはいくつかの軸があります。 離れ離れになってしまった「家族」をテーマにしたメインストーリーに加えて、秘密結社との戦いを追っていくストーリー、神話上の怪物たちや古代の超技術との邂逅をテーマにしたストーリーを楽しむことができます。

ニャルラ
どのストーリーも細かくミッションで区切られています。

ひとつのストーリーを全て完遂してから他にチャレンジしてもいいですし、同時に進行させていっても大丈夫です。

凝ったサイドストーリー

単純な”おつかい”だけではなく、地元の風習に関連したストーリーや、世界観となっている”ギリシャ神話”にまつわるストーリーを楽しめます。

 

ニャルラ
“おつかい”的というか、「何かを取り戻して欲しい」「憎いあいつを始末してほしい」といったサイドミッションも頻発しますが、主人公は傭兵であるという背景と、想定外の依頼理由であったりするため、飽きずに次から次に楽しめています。

島々をめぐる船旅

ニャルラ
船を使って旅をしていくのですけれど、これがまた雰囲気抜群でよいのです。

船員の人たちが歌を合唱してくれたりします

時々聞こえてくる謎の合唱はそれか。

ハスナちゃん

覚えちゃったーよ。

ショゴたん

ニャルラ
メインストーリーを追っていくだけでは訪れない島々もあり、そんな島にも独自の文化とそれに沿ったストーリーが用意されています。
ニャルラ
全ての島に用意されたコンテンツをコンプリートしようとすれば、効率的にプレイしても100時間はかかるんじゃないでしょうか。

エーゲ海を舞台にした海戦

ニャルラ
船旅をしていれば、航海している他の船に出会うこともあります。

ぶつからないようにしなくっちゃーね。

ショゴたん

ニャルラ
むしろ積極的に沈めていきましょう。
戦時中かよ。

ハスナちゃん

戦時中だったわ!

ハスナちゃん

ニャルラ
船からは大量の弓の掃射。 槍の乱射、体当たりが可能です。

体当たりとな!

クトウさん

ニャルラ
相手の船の横っ面に正面のかたいところをぶつけていきましょう

語彙

ショゴたん

ニャルラ
相手船に仲間たちと乗り込み、制圧すれば積荷もゲットです。
ニャルラ
体当たりで真っ二つにするもいいでしょう!

「いいでしょう!」じゃないわよ。

ハスナちゃん

ニャルラ
船も、強化要素が多数用意されており、フル強化しようとすれば、それこそ大量の資材が必要になります。

最大強化して、エーゲ海でぶいぶい言わしてやりましょう!

ぶいぶい……

ショゴたん

まとめ

ニャルラ
「アサシン」なんて言うと、ちょっと窮屈で暗めのゲームなのかなと思いますけれど、家族愛をテーマにしたストーリーや、ギリシャ時代の色彩鮮やかな世界が、開放的で自由な冒険を楽しませてくれます。
ニャルラ
戦闘のクォリティも相当高く、ジャスト回避やパリィといった要素も当たり前のように組み込まれています。

ニャルラ
暗殺を含め「トドメ」の演出も多数用意されており、どれも戦闘のテンポを崩さず、秀逸でカッコいいです。

もう絶対死んでるからやめてあげてーってなる激しさよね。

ハスナちゃん

ニャルラ
荒々しい感じも、傭兵ならではでしょうか。

ニャルラ
遊び方をたくさんカスタマイズできるので周回プレイにも向いてると思います。

主人公の性別を変えるだけでも、かなり違った印象を受けるはずです。

ニャルラ
ボリュームの多いゲームではあるので、それこそじっくり腰を据えて、長く楽しんでいきたいゲームです。

ニャルラ
みなさまも、興味があればぜひ!

古代ギリシャが新しい傭兵を待っています!

ニャルラ
それでは、ここまでご覧頂きありがとうございました!

また別の記事お会いしましょう!

お会いしましょうである。

クトウさん

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